アオシマはそれらのマイナーでキットもレジン製しかなかったような艦も精力的にリリースしてくれています。
給糧艦間宮、補給艦速吸、陸軍舟艇母船あきつ丸、飛行艇母艦秋津洲等を発売し、潜水母艦大鯨も発表しています。
そんなアオシマから、今度は工作艦明石が発売されます。
明石のキットは以前からピットロードからも発売されていましたが、もうかなり発売から年月が経っていますし、価格も割と高価でした。最近のアオシマのキットは組み立てやすく、通常版だと廉価ですので期待できますね。
アオシマさんのブログから画像をお借りしました。
明石は日本海軍初の新造工作艦として②計画で建造されました。
艦内には高性能はドイツ製工作機械を多数設置し、連合艦隊の平時年間修理量35万工数の約40%を処理できる優れた能力を有していました。
大戦中はその工作能力により、トラック泊地に進出し、フル稼働で前線の損傷艦艇の修理に活躍し、米軍からも最重要攻撃目標に指定されていました。
多くの艦船の修理に活躍した明石でしたが、いよいよ米軍の反攻が激しくなってくると、トラック泊地にも昭和19年2月17日米機動部隊の大空襲に襲われました。多くの艦船が撃沈される中、明石は奇跡的に不発弾の命中のみで済みました。その後、明石は他の艦艇とパラオまで退却しますが、今度は3月30日にパラオも大空襲に見舞われ明石もついに沈没してしまいました。
明石は修理用に大型のクレーンを多数装備しています。エッチングにすると見栄えしそうですね。
甲板には各種作業艇も搭載しています。艦内には多数の工作機械が設置されていました。
まずは艦これモデルからのリリースで、その後は他の艦のようにエッチング付きのSD、それから通常版が発売されるかと思います。
艦これモデルはエッチングプレートとカード、展示ベースがおまけで付くようです。
1/700 艦隊これくしょんプラモデル、No.35 艦娘 工作艦明石
2017年5月発売予定 価格は3880円(税込)
すでにピットロード版を持っている方も、戦時中の改⑤計画では明石の同型艦として、建造中止になりましたが、桃取と三原という艦を建造する計画がありましたので、架空で明石型3隻!なんてのも良いかもです(^^)
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