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2023年3月22日水曜日

フジミ 戦艦伊勢  1944年戦艦状態で製作

 フジミの戦艦伊勢を戦艦状態の1944年時想定で製作してみました。



伊勢型戦艦は航空戦艦になった姿が人気がありますが、主砲塔を6基備えた戦艦状態の姿もなかなかカッコいいです。

ミッドウェー海戦で4隻の空母が一挙に沈まなかったら、他艦種の空母化もそこまで計画されていないと思われますので、伊勢型が戦艦のまま運用されて、1944年を迎えた姿をあれこれ想定しながら作ってみました。


他の中速戦艦、長門、扶桑、山城を参考に主砲、副砲、高角砲はそのまま、25㎜機銃と各種電探を増設してみました。


25㎜機銃も、元々装備していた連装機銃10基はそのままで、主砲塔上と甲板上に3連装機銃を合計14基増設、単装機銃は28基増設しています。


後部マストの13号電探は航空戦艦の状態ではクロスツリーの上部に装備されていましたが、今回は戦艦時代の少し野暮ったい?短めのトップヤードのままにしてみたかったので、クロスツリーの下に2基装備しています。


甲板上にも増設機銃座を設けてみましたが、戦艦状態のキットではカッター取付用の大きな穴が開いていましたので、そこを隠すためやや不自然な配置になってしまいました。弾薬箱なども置いてごまかしています。

エッチングパーツは今回初めて龍興モデルのを使用してみました。

戦艦時代のエッチングは探しても無かったので航空戦艦時代のを購入しました。

煙突周囲のトラスは戦艦と航空戦艦では違いがありましたので、ゴールドメダルの日本戦艦用から流用してごちゃ混ぜでそれらしく作ってみました。


しかし、この龍興モデルのエッチングは比較的安価でしたが、なかなかの曲者でした。

後部マストのクロスツリーを作る時もペラペラすぎて少し当たっただけでもぐんにゃりと曲がってしまいました。フジミの純正で以前航空戦艦を作った時は強度はある程度あったのですが、厚みが半分ぐらい?でとても私の技量では扱いきれません。

クロスツリーは極細プラ棒で組んでいます。


色々と手がかかった艦ですが出来上がりは非常に恰好の良い艦です。

伊勢型は航空戦艦時代に人気が集まっていますが、戦艦時代も味わいがあります。

せっかく長い時間と資材をかけて航空戦艦に改装しましたが、残念ながら載せる搭載機も無く本来の半空母としては戦えませんでした。しかしレイテ沖海戦では空母部隊の護衛で多数の敵機を撃墜し、北号作戦では物資を持ち帰っています。

もし、戦艦のままだったらどのぐらい活躍できたでしょうかね?

扱い的には長門と同じような使われ方をされたかもしれません。

以前に作った山城と防空戦艦日向、それと積んでいる扶桑と4隻で第二戦隊を並べてみたいです。


戦艦伊勢 1944年時 (架空設定)

基準排水量36000t 速力25nt

武装 36㎝砲12門 14㎝砲16門 12.7㎝高角砲8門 25㎜機銃90門

21号電探1基 22号電探2基 13号電探2基


→艦NEXT 戦艦長門

→ヤマシタホビー 駆逐艦皐月1944年時

→航空巡洋艦 最上 1944年 フジミとタミヤをミキシングで製作

→艦船模型記事一覧


2022年6月2日木曜日

艦NEXT 戦艦長門 完成です。

 フジミの艦NEXT、戦艦長門捷一号作戦時がようやく完成しました。



艦NEXTの新しめの方の製品は、塗り分け不要なように細かい甲板の部品まで別パーツとなっています。

普通に組むだけなら、甲板の昇降口などのみ取り付け指示がでているので、塗装なしだとサクサクと完成させられそうです。


ボーナスパーツとして吸気塔や単装機銃、弾薬箱、双眼鏡などが別パーツとして用意されているので200個以上小さいパーツを取り付けるのがなかなか大変でした。

→艦NEXT戦艦長門製作中の記事


しかし、出来上がると、とてもカッコの良い仕上がりになります。



艦橋も双眼鏡などが沢山ありました。日本戦艦特有のパゴダマストはまっすぐ組み上げるのが意外と難しかったです。塗装の塗膜の厚みなどを削りながら組まないといけないですね。



零式水上観測機は作り忘れていました(;^_^A


艦底にプラバンを0.5㎜と0.3㎜を重ねて0.8㎜にし、21号電探とカタパルトをエッチングに交換、塗装を行った以外はキット素組みです。


以前に作った大和と武蔵と並べて、第二艦隊第一戦隊を編成してみました!


こうして並べると、大和型戦艦の巨大さがわかります。

偵察機から見たら、戦艦2隻、重巡洋艦1隻と間違えそうです。






2022年5月16日月曜日

艦NEXT 戦艦長門の製作

 艦NEXTの戦艦長門、購入してから長い間放置していましたが、製作を再開します。

喫水線モデルで製作するため、プラ板を貼り付け船体に沿って整えました。

0.5㎜と0.3㎜を重ねて厚さ0.8㎜にしています。


木甲板のパーツには、裏からボーナスパーツの通風筒や単装機銃などを取り付ける穴をビンバイスで開けていきます。その数は130以上にもなりますので、簡単に作るだけの方は空けない方が良いです。


船体を軍艦色②に塗装し、艦底を艦底色と赤を混ぜて塗装。

甲板は木甲板色に塗ってからエナメルで墨入れを行い、船体と張り合わせました。

航空作業甲板はリノリウム色に塗装しレールなどもマスキングして軍艦色に塗装。

甲板上はとりあえず艦橋と煙突の基部、主砲塔バーベットと主錨を取り付けました。(甲板の小部品を付ける時やや、やりにくくなるので後から取り付けの方が良かったです)

ここから甲板の昇降口や通風筒などの小物、艦橋や煙突、武装などを順に取り付けていきました。

昇降口や通風筒などは細かい部品が多く、一度に切り離して塗装はわかりにくくなるので説明書の順に少しずつ取り付けていきます。艦首から部品を並べて塗装し、順番に差し込んでみました。部品によっては入りにくい箇所もあるので、無くさないように慎重にすすめていきます。


甲板に昇降口や通風筒をピンセットで飛ばさないように注意しながら取り付けていきます。

まっすぐ付けるのも大変で通風筒も100個程あるので、なかなかの苦行です。

でも、別パーツになっているおかげて仕上がりもいい雰囲気です。

艦橋や煙突を取り付けていくと、ようやく戦艦長門っぽくなってきました。

完成までもうすぐです。


→完成しました!








2021年12月14日火曜日

艦NEXT 戦艦大和 天一号作戦時 素組みで製作

 今回はフジミの艦NEXT、戦艦大和を素組みで作ってみました。

フジミの艦NEXTシリーズは色分けプラで接着剤不用のスナップキットとしてリリースされました。現在では戦艦長門や金剛型、空母赤城や信濃、駆逐艦甲型や乙型などがラインナップされています。

戦艦大和の天一号作戦時のキットはその第一弾として発売されたものです。

以前に武蔵と大和のレイテ沖海戦時を作りましたがその時は塗装とエッチングなど普段と同じように作っていました。

今回は小学生の息子と一緒にキットパーツのみ、塗装も部分塗装と墨入れつや消しのみで製作してみました。

まずは左右張り合わせの船体と船底を組んでいきます。

以前始めから喫水線モデルとして船底をプラ板に換えて製作していると船体の反りを修正するのが大変でしたので、船底パーツをつけたまま作り、最後に外す事にします。

甲板のパーツはハッチやリール等を部分塗装した後エナメルで墨入れしました。

甲板を船体に取り付け流し込み接着剤で固定後、構造物をはめ込んでいきます。

説明書には機銃座に機銃を取り付けてから甲板に取り付けとなっておりますが、パーツの合いがきついので破損の恐れがあるので機銃座のみから取り付けた方が良さそうです。

大雑把なパーツはスナップフィットで取り付けてみました。その後流し込み接着剤で固定しておきます。

ここからの細いパーツなどは合いがきついので、ダボを切断して取り付けていったりした方が良いパーツが多かったです。予備の部品がほとんどないので破損しないように慎重に接着していくと、完成です。

全体にタミヤエナメルのダークブラウンで墨入れし、クレオスの艶消しスーパークリアーでツヤを整えました。


部分塗装は主砲と副砲の防水カバーにライトグレー、後マストをフラットブラック、各機銃の銃身にジャーマングレー、艦首のご紋章とスクリューをゴールドで塗装を行いました。

全体につや消しをコートしたおかげで重量感が出てくれます。

航空作業甲板のリノリウム歩行帯は付属のシールを使用しています。

艦載機は下面を明灰白色、キャノピーはミディアムブルー、プロペラは赤褐色で塗装しています。


中央の艦橋、煙突、高角砲群、機銃群。シールド無し高角砲の砲身のみシールド付きのと比べやたらと太かったのでWLの付属パーツの砲身と交換しています。それ以外の部品はすべてキットのパーツを使用しています

艦橋構造物もモールドがしっかりしているので墨入れで引き締まります。

個人的には大和級は斜め後ろからの姿が重厚感があって好きです

大和の沖縄突入時には艦尾のクレーンの支柱は撤去されていたようですが、模型的にはあった方が良いですね。


今回は息子と一緒に作るという事で、塗装は極力無しでキットパーツのみで組み立ててみました。普通に艦船キットを作るというのも楽しいですね。

艦底のパーツを外すとウオーターラインモデルにできます。

先日作った駆逐艦の天津風と磯風と榧とで艦隊を組んでみました。

こうなると、天一号作戦の参加艦艇を揃えてみたくなりますね。








2018年4月1日日曜日

大和と武蔵  昭和19年秋リンガ泊地 1/700 艦NEXT

先日完成したピットロード+艦NEXT戦艦大和と2年前に製作した艦NEXT武蔵を並べてみました(^^)/




手前が大和、奥が武蔵です。大和型は単艦でも存在感がありますが、2隻そろうとなかなかの迫力です(^^)






マリアナ沖海戦後、機銃がさらに増設された両艦は他の第二艦隊所属艦とともに、スマトラ島東側にあるリンガ泊地に移動しました。ここはパレンバンの油田地帯に近く、敵潜水艦の侵入の心配もなく、燃料を気にせずに訓練できる場所でした。ここで第二艦隊は米軍のフィリピン侵攻まで、猛訓練を行っていました。米軍のレイテ上陸後、捷一号作戦が発動され、ブルネイ泊地に移動後、大和は甲板を黒に、武蔵は船体を明るい色、甲板を黒に塗って出撃を行っています。

製作した大和と武蔵は甲板を黒塗装前のリンガ泊地にて猛訓練に勤しんでいた状態になります。豊富な燃料により3か月の訓練は1年分にも匹敵したようです。




大和は両舷の副砲を撤去した後に12.7㎝高角砲を6基増備しています。



武蔵はマリアナ沖海戦前に修理した際、高角砲が間に合わずとりあえず台座に25㎜3連装機銃を増備して出撃しています。その後も換装の機会の無いままレイテで戦没しています。
増設機銃座もシールド間に合わずむき出しのままです。



両艦を並べると相違点がわかりやすいです。




航空作業甲板のリノリウム歩行帯も敷き方のパターンが違います。




前から。大和型は前の方は主砲の爆風対策のためか、すっきりとしています。




レイテ沖海戦ではシブヤン海で、武蔵がハルゼーの機動部隊の猛空襲により撃沈されてしまい、大和もレイテ湾突入の直前に反転して撤退しています。
両艦が揃ってレイテに突入して、米戦艦群と砲撃戦ができていたら・・・




去年製作した、軽巡洋艦能代と駆逐艦島風と早波と艦隊を組んでみました(^^)v
いつかは第一遊撃部隊を揃えてみたいですね~ まずは積みっぱなしの高雄と愛宕を作らなければ(笑)

今年の夏にはフジミの艦NEXTシリーズの新作で戦艦長門昭和19年時が発売されます。
長門を作ったら、第二艦隊第一戦隊が編成できるので楽しみです。



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2018年3月29日木曜日

ピット+艦NEXT戦艦大和をレイテ沖海戦時で製作⑨ 完成です

ピットロードと艦NEXTをミキシングして製作していた、戦艦大和レイテ沖海戦時がようやく完成しました(^^)/




昨年末に発売されたピットロードの新キットの戦艦大和最終時をさっそく購入して作っていたところ、甲板に接着剤を落としてしまい、急遽フジミのこれまた1月に発売されたばかりの艦NEXT戦艦大和レイテ沖海戦時のキットの船体と甲板を使い、両キットの良いところを選んで製作してみました。



船体は艦NEXTのを使用し、主砲、副砲、艦橋や煙突など上部構造物はピットロードのパーツを使用しています。取り付けは両社の解釈違いなどですんなり合わない部分もありましたが調整して取り付けています。



主砲、副砲はピットロードキットにはNEパーツが入っていましたのでそちらを使用しています。主砲の砲身は艦NEXTの方が太いので迫力はありますので好みによると思います。
副砲は側面のモールドが秀逸なピットロード製が圧倒的に良いです。



中央の上部構造物はピットロードのパーツを移植しています。
部品分割が多くて、組むだけでも大変ですがその分繊細な仕上がりとなっています。
後マストは両社とも強度上、太かったので、ピットロードのメインと3脚の基部の部品を使い、後ろのヤードはプラ材で作り直しました。
高角砲はシールド無しはピットロード、シールド付きは好みでフジミのを使用しています。
機銃は単装はピットロード製、ちゃんと肩当が片側にあるようになっています。。
3連装のシールド無しはピットロードのを使おうとしましたが銃身と銃架のパーツがタイトすぎて取り付けに何個もひしゃげさせてしまったので(´;ω;`)急遽フジミのパーツを使っています。シールド付きも甲板に合わせるためフジミのものを使用しています。

フジミのキットにはボーナスパーツとして、双眼鏡と弾薬箱が多数入っているのでそちらも設置しています。



艦載機はピットロードのキットには零式水上偵察機と零式水上観測機が1機づつ付属していましたのでそちらを製作、零式観測機の翼の支柱などもパーツ化されています。WLの供用パーツからも、もう1機づつ載せています。こちらはシンプルなつくりですが、デカールとプロペラを追加すると良い感じです。



艦NEXTの船体と甲板はピットロードほどクドくなく個人的には好みです。
航空作業甲板もリノリウムのモールドなどが入っています。
ピットロードのキットはデカールでの表現ですが、あの凸モールドにデカールは貼れなさそうです(;^_^A




機銃が大量に増設された最終時も良いですが、レイテ沖海戦の状態が一番好きです。
最終時は悲壮感がありますが、レイテでは「もしかしたら米軍に一泡ふかせられたかも・・・」の可能性もありですので。



エッチングパーツはクレーンやカタパルト、電探など一部のみに使用したものの、製作にはかなり時間がかかりました。年始から始めて、3月後半にようやく完成です(^^)v


→大和と武蔵 昭和19年秋リンガ泊地




→ピット+艦NEXT戦艦大和をレイテ沖海戦時を製作⑤


→フジミ 艦NEXT 戦艦武蔵 レイテ沖海戦直前製作

→超大型護衛艦 やまと 1990年時

→ハセガワ 夕雲型駆逐艦早波の製作

→フジミ 軽巡洋艦能代の製作

→航空自衛隊 F2A戦闘機 の製作

→艦船模型・戦車模型の記事一覧表



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