2017年1月31日火曜日

ハセガワ 重巡洋艦 青葉 製作

「ワレアオバ、ワレアオバ」 ハセガワの重巡洋艦青葉です。



青葉は古鷹型に続いて建造された重巡洋艦です。ソロモンの狼と呼ばれた青葉は第6戦隊の僚艦、加古、古鷹、衣笠が相次いで沈んでいく中、何度も損傷を受けながら終戦時も呉で大破擱座状態でしたが終戦を迎えられた歴戦の艦です。

「この世界の片隅に」で主人公のすずさんの幼馴染が乗艦していた艦で、知名度も上がったようです。



船体が前から後ろへ緩やかな傾斜を帯び、2本の煙突と主砲を3基備えた優美な艦姿です。

ハセガワの青葉のキットはウォーターラインシリーズの重巡洋艦のリニューアルの中でも最後の方でしたので、その分、組み立てやすく精密なキットとなっております。欠点は購買意欲をそそらないビミョーな箱絵でしたが、その後新しい絵に改正されています。

加古、古鷹、衣笠が開戦時~戦没時の昭和17年の姿でキット化されていますが、青葉は戦争後半の対空兵装が増強された姿でキット化されています。



青葉型のC型砲塔も側面にモールドが入っております。
船外電路はモールドされていないのでプラ棒で再現しております。
大戦後半は舷窓も閉鎖されていたので打ち抜きポンチ1ミリ径でプラ板を打ち抜いて貼り付けています。



前マストも1本マストから電探装備のため3脚マストに変更され電探室も作られています。
キットではなぜかトップヤードが無い仕様になっています。プラ棒で作っています。



阿賀野型軽巡のように航空作業甲板の4隅に3連装機銃が増設されています。
12センチ単装高角砲とむき出しの魚雷次発装填装置が素敵です。




艦尾にも増設機銃座が設けられています。



妙高型や高雄型に比べて小ぶりで地味ですが、精悍でかっこいいです。
特に艦首から見ると、後方へ少しずつ傾斜して下がっている船体はなかなか迫力があります。



小型で艦の構造もシンプルで製作も作りやすい良いキットです(^_-)-☆




青葉は古鷹、加古、衣笠と第6戦隊を編成し、グアム攻略作戦、第二次ウエーク攻略作戦、珊瑚海海戦などに参加しました。

米軍がガダルカナルに奇襲上陸をかけて来た17年8月、青葉らは三川軍一中将の指揮のもと、米豪艦隊を強襲し重巡4隻撃沈、重巡1隻駆逐艦2隻撃破等の大戦果を挙げますが翌日の空襲を恐れ輸送船団は見逃してしまいます。帰路の途中、加古が米潜の雷撃により撃沈されてしまい完勝とはなりませんでした。

残った第6戦隊はその後もガダルカナルへ増援輸送を行うための輸送作戦の支援に出撃します。この時サボ島沖で発見した艦を味方の輸送隊と思い込み、「ワレアオバ」と信号を送ってしまいます。この時の相手が米軍の巡洋艦部隊で青葉は米艦の攻撃により艦橋や3番砲塔などに命中弾を受け、一瞬にして戦闘力を損失し、戦場を離脱します。奇襲を受けた味方は不利な体勢ながらも反撃し駆逐艦1隻を撃沈したものの古鷹と吹雪が撃沈されてしまいます。

大損害を受けた青葉はトラックで応急修理後、内地で修理を受けます。その間に起こった第三次ソロモン海戦で衣笠も航空攻撃により撃沈され、第6戦隊は青葉のみとなり解隊となってしまいました。

修理の終わった青葉は再びソロモン、ニューギニアの戦線に戻ります。しかし、18年4月、空襲を受けまたもや大破してしまいます。決死の応急処置によりなんとか内地へ生還することができました。この時の損傷で機関も損傷を受けて、修理後でも28ノットしか出なくなってしまいます。
速力が出なくなってしまったので、第一線の艦隊任務には就けなくなり、東南アジア方面の第一南遣艦隊第16戦隊に配属されシンガポールを中心に輸送任務に就きました。その間にインド洋での通商破壊作戦にも参加しています。

6月には米軍のビアク侵攻を迎撃する渾作戦の主隊として参加、その最中マリアナ方面への大規模な侵攻を受け渾作戦は中止となります。
米軍のレイテ侵攻の際には当初、第16戦隊の鬼怒と浦波とともに、第一遊撃部隊に所属していましたが、出撃直前に輸送任務を与えられ、オルモックへの第一次輸送作戦に参加します。しかしルソン島西方で米潜の雷撃を受け三度目の大破、鬼怒の曳航によりマニラ港へ逃れました。応急修理後、5ノットしか速力を出せませんでしたが、同じような状態の重巡熊野らとマニラを脱出、内地に向かいますが、またもや米潜の襲撃を受けます。青葉は奇跡的に回避できましたが、熊野は魚雷を受け航行不能、サンタクルーズ港で応急修理中に米機動部隊艦載機の攻撃を受け撃沈されてしまい、両艦の明暗を分けました。

辛くも内地にたどり着いた青葉ですが、当時の日本にはここまで損傷を受けた重巡を修理することはできませんでした。青葉は予備艦となり呉で防空砲台となります。昭和20年7月に度重なる空襲を受け、多数の爆弾が命中し艦尾も切断され、ついに歴戦の重巡青葉も大破着底し、終戦を迎え戦後解体されました。


        


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2017年1月25日水曜日

フジミ 航空母艦 海鷹 製作

フジミの航空母艦海鷹です。



海鷹は大阪商船の南米航路の貨客船、あるぜんちな丸を空母に改装した艦です。
開戦時は特設運送船として行動していましたが、ミッドウェー海戦敗退後、空母化が決定され、同年末改装工事が入りました。姉妹船のぶらじる丸は空母改装決定直後に米潜の雷撃により撃沈されています。
改装時、元からのデイーゼル機関では出力不足で甲型駆逐艦の機関と交換し、速力が客船時代の21.5ノットから23ノットへ上がりました。
昭和18年11月に改装工事が完了し航空機輸送や対潜哨戒用の97式艦攻を搭載し、多くの船団の護衛に活躍しました。
昭和20年になると南方航路も途絶し、海鷹も瀬戸内海で航空隊の訓練標的任務などにつきますが、7月24日、B29の敷設した磁気機雷により損傷を受け別府湾で擱座し終戦を迎えました。
戦後、サルベージされ解体されています。



海鷹のキットはフジミから発売されています。特シリーズとして発売されていますが、精密なキットではなく、同時期の敷設艦や給油艦などと同じ、大味な部品構成となっております。
しかし、海鷹のキットとしては唯一のキットで、手を加えたら可愛らしい海鷹の姿を再現できます。



第931航空隊の97式艦上攻撃機を搭載し、船団護衛時に対潜哨戒を行っていました。
甲板に3機載せてみました。
飛行甲板はラテックスという事で軍艦色1で塗装しています。



小さい飛行甲板です。タンカー改造の特TL船しまね丸を除けば日本海軍の空母中、最小の大きさです。離着艦作業は大変だったでしょうね。



左右の着艦標識など一部部品はエッチングが標準で付属しています。他があっさりしているのでここだけ精密になってます(笑)他に艦橋などがエッチングで組み立てる仕様になっていますのでエッチングを使った事がない人には作りにくいかも。でも部品構成的に簡単な部品なので練習台には良いかもです。



艦橋周りは隙間も出やすく、仮組み、擦り合わせを丁寧にした方が組み立てやすいです。



ちょっと艦橋は陰になって写りが見ずらかったです(;^_^A



このフジミの海鷹、最近の精密艦のあるキットと比べたらシンプルであっさりしたキットですが、その分組み立てやすく、独特の姿を再現できます。


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2017年1月24日火曜日

幻の計画艦 B65超甲巡をフルスクラッチで製作⑥ 主砲バーベット等の製作

前回は船体をきれいに削った後、艦首、艦尾の滑り止めエッチングプレートを貼り付けました。

今回は主砲のバーベットと上部構造物の一部、土台を作ろうと思います。



利用させてもらうのは、以前フジミの巡洋戦艦天城と陸奥をニコイチにして天城近代化改装後を作ろうとして部品取りになっていた陸奥のキットを利用します。(現在天城は工事中止中(笑))

超甲巡の31㎝三連装砲はバーベット径が長門型の40㎝連装砲と同じぐらいだったようです。
超甲巡の主砲を40㎝連装砲3基にするプランもあったようです。

そこで、この陸奥の40㎝連装砲のバーベットを利用させてもらいます。



まずは陸奥の1番、4番砲を甲板から切り取って厚さを甲板におけるぐらいまで削ります。



続いて2番砲も。ここは構造物の前半を利用させてもらうので、線の部分でカットします。



副砲の砲郭の部分はカットしてプラ板で穴埋め整形、その後ろの構造物もプラ板の積層で同じ高さで作りました。



削って出来上がった部品を甲板に置き、位置の仮決めを行います。
マーキングした場所に軽くビンパイスで目印を付けておきました。



甲板を保護していたマスキングを剥し、目印を付けていた位置に置いて流し込み接着剤で固定しました。



2番砲塔後ろの甲板は陸奥のなので吸気筒等でごちゃごちゃしているので、新型艦ぽくすっきりなるようにやっていこうと思います。

砲塔バーベットがつくと、ちょっと軍艦らしくなってきました。

次回は甲板上のボラードやフェアリーダー、洗い場などを作っていきたいと思います(^^)v

これが出来上がったら、船体もようやく終わって上部構造物の製作に移れそうです。



 

→幻の計画艦B65超甲巡をフルスクラッチで製作⑦ 上部構造物基部の製作




→幻の計画艦 B65超甲巡をフルスクラッチで製作⑤ 滑り止め甲板の工作

→幻の計画艦 B65超甲巡をフルスクラッチで製作④ 船体の整形

→幻の計画艦 B65超甲巡をフルスクラッチで製作③ 船体の固定

→幻の計画艦 B65超甲巡をフルスクラッチで製作② 船体の基礎工作

→幻の計画艦 B65超甲巡をフルスクラッチで製作①

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2017年1月23日月曜日

フジミ 戦艦比叡 1944年時IF改装 製作

フジミの特シリーズの高速戦艦比叡です。



もうすぐ3月にスナップフィットの艦NEXTシリーズに比叡も発売されますね。
こちらの作例は5年前に特シリーズの戦艦比叡を製作したものです。
艦NEXT比叡の製作の参考にもどうぞ(^^)/




フジミの比叡は昭和15年の第二次改装後~最終時の昭和17年時の姿もモデル化しています。
比叡は他の金剛型戦艦が改装されていく中、軍縮条約により練習戦艦として保有されており、その分近代化改装工事は一番最後となりました。最後になった分、建造中の大和型戦艦のテストベッドとして、新式の主砲射撃用方位盤や大和型に似た前艦橋を備えており、金剛型4姉妹の中では一際、目立つ艦容になっていました。



比叡の特徴的な艦橋。大和型の新式の塔型艦橋と従来の日本戦艦のパゴダマストをミックスした、何ともかっこいい姿をしています。

この作例ではもし、昭和17年の第三次ソロモン海戦で比叡が沈まず、金剛、榛名と同じように対空兵装を増備していたら・・・というIF設定で製作しています。



比叡のキットと金剛昭和19年時のキットをニコイチにして製作いています。
武装配置は金剛の配置を参考にしています。

2番、3番主砲の上に機銃座を移植。探照灯も2基撤去して機銃と換装。
前艦橋と後部艦橋の下の甲板にプラ材で機銃座を増設。
後部艦橋の副砲用の方位盤も機銃座に変更。
煙突両脇のカッターを移設して12.7㎝高角砲を増設しています。



航空作業甲板周りも防弾版を設け、単装機銃を設置しています。
他にも後部艦橋下や2番砲両舷にも金剛を参考に単装機銃を設置しています。



副砲の砲郭も片舷7門を4門に減らして、3門分はプラ板で塞いでいます。



射撃指揮所に21号電探、艦橋上部両脇に22号電探、後マストに13号電探を装備しています。
他に、錨鎖は金属チェーンに、キット純正エッチングでマストや探照台などを交換しています。

開戦時の武装が
36㎝砲連装4基8門 15㎝副砲単装14門 12.7㎝高角砲連装4基8門 25㎜連装機銃10基20挺
13㎜4連装2基8挺 でした。

これをIF改装で昭和19年10月時点
36㎝砲連装4基8門 15㎝副砲単装8門 12.7㎝高角砲連装6基12門 25㎜3連装機銃16基48挺 25㎜連装機銃8基16挺 25㎜単装機銃20挺  25㎜機銃合計84挺 13㎜4連装2基8挺 
に強化しています。




比叡は改装により他の金剛型よりバルジが少し幅がありますが、特シリーズのキットでは甲板も幅広になっていて、金剛らと並べると、幅が大きくなってしまっているのが欠点でした。
艦NEXT版ではこの欠点も解消されていると思います。



久しぶりにこのキットを棚から出してきて、ウオッシングと墨入れをして、その他ちょこちょこと破損部分を手直しして、艶消しのトップコートで馴染ませてみました。

こうしてあらためて見ると、甲板の幅が若干広いのも単艦で見たらそこまで気にならないし(逆に堂々と見える!?)こちらの特シリーズの比叡もなかなかカッコいいです(^^)/

艦NEXTは比叡発売の後は他の3艦は出るんでしょうかね?できれば榛名のレイテ沖海戦時を出してほしいです(*'ω'*)



戦前は練習戦艦として4番砲塔や装甲を外していましたが、天皇陛下の御召艦として観艦式などに多く出ていましたので多くの国民に親しまれていました。

比叡は開戦時は霧島と共に南雲機動部隊の随伴艦として参加。真珠湾攻撃以降各地を転戦しました。インド洋では金剛、榛名と4隻で行動しました。この時の写真もすばらしい構図で残されています。ミッドウェー作戦では機動部隊から外れ、金剛と攻略部隊の支援にあたりました。

南雲機動部隊壊滅後、新編された第三艦隊に霧島とともに編入されました。
その後ガダルカナルを巡る戦いが起き、第二次ソロモン海戦、南太平洋海戦に参加しています。

金剛榛名のヘンダーソン飛行場砲撃に続き、比叡と霧島も出撃しましたが、米艦隊の待ち伏せに遭い、近代戦史上稀にみる夜間の混戦により、艦橋はじめ上部構造物が火だるまになり、米巡洋艦の砲撃により操舵不能になり機関は健在でしたが、ガダルカナル沖合で立ち往生してしまいました。夜が明けると米軍機の襲撃により次々と命中弾を受け機関室全滅の誤報もあり、ついに比叡は放棄され自沈処分され、日本戦艦初の損失艦となりました。

霧島も翌日の第三次ソロモン海戦第二夜戦で米戦艦と交戦し沈没し、日本海軍は貴重な高速戦艦をたった2日で2隻も失うことになりました。


       


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→本格海戦シミュレーションゲーム 「蒼焔の艦隊」

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2017年1月19日木曜日

幻の計画艦 B65超甲巡をフルスクラッチで製作⑤ 滑り止め甲板の工作

しばらく中断していました、超甲巡の製作を再開しました(^^)



艦首と艦尾に滑る止めのエッチングを貼っていきます。

海魂の滑り止めエッチングプレートを用意しました。大判で使い勝手もよさそうです。



大まかにカットして、瞬間接着剤で接着し、さらに船体にそってエッチングばさみで大まかに切って形を整えます。



それから、ひたすらに船体のカーブにそってエッチングを粗目のペーパーで磨いていきます。
ちょっと引っかかると、べりっとめくれ上がるので、どちらかというと上から下にかけて磨いていくと捲れにくいです。気を使いながら地味な作業を続けていきます。



艦首のラインもある程度きれいになってきました。



艦尾も。



艦首にV字型に波切板をつけてみたいと思うので、三角片で斜めの部分の表現をしてみようと思います。ほんとは一枚板でやった方が継ぎ目なしで良いのですが、僕の技量ではなかなか難しそうなので。
その部分にマスキングテープでガイドをつけて、木甲板の厚み分削っていきます。



そこに切断したプレートを貼って端を成形していきます。
やっぱり継ぎ目は目立ちますね~ (;^_^A



側面をだいだい削って、テープを剥がしてみました。やっぱり継ぎ目は目立ちますね~
それと艦首をもうちょっと削ろうとしたら、ガッとエッチングが捲れ上がり、慌てて瞬間接着剤で圧着して整えましたが、べっこっとなってしまいました((+_+))最後のほうで気が抜けてしまいました。

これらの部分は後で、波切り板やボラードやフェアリーダー、細いプラ棒板で縁取りなどをしていくので、目立たないようになってくれたら良いのですが。

次回は主砲のバーベットや上部構造物の土台を取り付けていこうと思います(^^)v
 

次の製作記事です。

→幻の計画艦B65超甲巡をフルスクラッチで製作⑥ 主砲バーベット等の製作

 

これまでの製作記事です。

→幻の計画艦 B65超甲巡をフルスクラッチで製作④ 船体の整形

→幻の計画艦 B65超甲巡をフルスクラッチで製作③ 船体の固定

→幻の計画艦 B65超甲巡をフルスクラッチで製作② 船体の基礎工作

→幻の計画艦 B65超甲巡をフルスクラッチで製作①



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2017年1月18日水曜日

アオシマ DD115 護衛艦あきづき 製作

アオシマの護衛艦DD‐115あきづきです。



「あきづき」は「たかなみ」型に続く汎用護衛艦「あきづき」型のネームシップです。
「たかなみ」型よりも対空戦システムが強化され、国産のFCS-3を搭載しています。
弾道ミサイル防衛の任務に就くイージス艦を空からの脅威から守るのも本艦型の任務となっています。同型艦は「あきづき」の他に「てるづき」「すずつき」「ふゆづき」の4隻となっています。



アオシマからは「あきづき」型の4隻ともキット化されています。
「すずつき」のキットにおまけでF35がついていたので、そちらを買って、艦番号等を他からトレードしてきて「あきづき」に変更しています。
このキットは、いわゆる色プラのように色分けされて部品分割がなされています。
グレーの船体パーツ、黒の煙突・船底パーツ、ライトグレーのレーダーパーツ等に分かれており、艦番号と戦闘通路とヘリ着艦標識のデカールを使用して未塗装でもそれなりに仕上がるようになっています。

しかし、上部構造物が、分割されすぎていて、組み立てると隙間がかなり出てしまうのが欠点となってしまっています。
同じ「あきづき」型をリリースしているピットロードではスライド金型により部品点数を抑えて組み立てやすくなっているようです。そのかわり横面にモールドが少ないようです。

アオシマのキットはしっかりすり合わせをして組み立てて、墨入れをすると引き締まったキットになります。値段もピットロードよりも安いです。
どちらを選ぶかは好みに分かれると思います。



FCS-3のレーダーも別パーツになっていますのでマスキングの手間は省けます。
主砲は「あたご」型と同じMk‐45 62口径5インチ砲を装備しています。



ヘリ着艦甲板のモールドも素晴らしいです。
後部構造物にもレーダーがついています。



現在の最新型汎用護衛艦です。次のクラスの「あさひ」型護衛艦も現在建造中のようです。
こちらもどんな艦になるのか楽しみです(^^)/



今度はピットロード製のキットも作って、作り比べもしてみたいです。



こちらの記事もどうぞ(^^)/

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