2023年6月8日木曜日

フジミ 重巡洋艦 鳥海 1944年に製作

 フジミの重巡洋艦、鳥海を1944年時に製作しました。

フルハル版キットをウオーターライン仕様にしています。


フジミの特シリーズからは高雄型の4隻すべてリリースされています。

高雄が初期の頃に1944年時で発売され、続いて愛宕と摩耶も1944年時で発売されました。

鳥海のみは1942年時で発売されており、レイテ沖海戦の第4戦隊を再現できません。そのうちレイテ仕様で出るかた思っていましたが全然音沙汰無いので改造して製作してみました。

開戦前に高雄と愛宕は改装を受け、艦橋の小型化、バルジの増設、航空作業甲板の新設、雷装、高角砲の強化などされましたが、鳥海と摩耶は改装の間もなく開戦となりました。

摩耶は損傷復旧時に高角砲やバルジ、航空作業甲板などの改装を受け重厚な艦容となった姿が人気があります。


鳥海は大きな改装を受けられないままレイテ沖海戦に臨んでいます。

電探と機銃の増備がされたぐらいです。

後部のカタパルトと水上機移動用の軌道も高さが違い、運用が大変そうです。

後部艦橋の後ろにジャンクパーツから機銃座を設けてみました。

鳥海のキットは船体は愛宕、摩耶と共通、上部構造物と甲板は専用部品となっています。

そのため、バルジ装着用の穴が開いているため、埋める必要があります。船舷の排水管などもモールドされていないので、薄プラ角棒で再現しています。

船外電路のモールドは、カタパルトの前あたりが違うようで、削って修正するようにエッチングパーツが同封されていますが、私の技量では綺麗に処置できなさそうなのでそのままにしております。


電探は前マストに21号と13号を、艦橋の両脇に22号を装備しています。

25㎜連装機銃は8基に、単装機銃も22基増備されていたようです。

他の高雄型に比べるとおとなしめの機銃増備です。

鳥海は開戦時、マレー攻略部隊の旗艦として南方作戦を戦いました。続いてベンガル湾機動作戦、ミッドウェー海戦に参加します。その後、第八艦隊の旗艦となり、連合軍のガダルカナル上陸を受けルンガ泊地へ突入、第一次ソロモン海戦にて米豪巡洋艦部隊を撃破しています。


大戦後半になると高雄型重巡洋艦4隻にて第二艦隊第四戦隊を組み、マリアナ、レイテの決戦に挑みます。

レイテへ向かう途中、パラワン海にて米潜水艦の襲撃を受け同戦隊の愛宕と摩耶が沈み、高雄が損傷を受けブルネイへ撤退、たった1隻になってしまった鳥海はこれまた1隻になってしまった羽黒とともにサマール沖で米護衛空母部隊を追撃します。

追撃の最中、敵機の攻撃により大破行動不能になり駆逐艦藤波により乗員救助後、自沈処分されます。

乗員救助後、避退中の藤波も米空母艦載機の攻撃により撃沈され、両艦の生存者無しという痛ましい最後でした。




以前に製作した駆逐艦藤波と並べてみました。




→航空巡洋艦 最上 1944年 フジミとタミヤをミキシングで製作








2023年6月6日火曜日

フジミ 駆逐艦 磯風 1945年

フジミの特シリーズ、駆逐艦磯風です。


特シリーズの陽炎型駆逐艦はシリーズ初期の頃にリリースされましたが、精密さは後発の艦NEXTやピットロードの新版と並べても遜色ない出来です。

初期の特シリーズによくある組み立て辛い箇所もありますが、マストを作り変えたのと機銃を交換したぐらいで充分精密な甲型駆逐艦を再現できます。


磯風は、同型艦の浦風、浜風、谷風と第17駆逐隊を編成し、真珠湾、インド洋、MI作戦、ソロモンでの空母戦や輸送作戦など主要な作戦に参加した歴戦の艦です。

大戦末期には雪風も17駆に加わりますが、マリアナ沖海戦の前に谷風が、レイテ沖海戦後本土へ帰還中に浦風がともに米潜水艦に沈められています。

磯風、最後の出撃の天一号作戦では、大和とともに浜風も米艦載機の攻撃により撃沈、磯風も航行不能の損傷を受け、甲型駆逐艦最後の生き残りの雪風の手により自沈処分され、開戦から東西南北を奔走した歴戦の駆逐艦も最期を迎えました。


特シリーズの磯風は浜風と2隻セットで発売されています。

もう一隻の浜風と雪風も加えて最後の第17駆逐隊を再現したいですね。