ファインモールドの4式中戦車のキットは鋳造砲塔のこの試作型と従来型の溶接型砲塔の量産型の二種類が出ています。
昔からの刷り込みで四式戦車といえばこの鋳造砲塔の方がしっくりきますので、こちらの試作型のキットを製作しました。
昔「逆転太平洋戦争」という仮想戦記の漫画を子供の頃に読んで、弱いイメージのあった日本戦車が米軍相手に奮闘するのを見て、この4式中戦車がとても印象に残りました。
ちょっと前に「帝国陸軍激闘録」というコミックに、このエピソードも再集録されているのを古本で見つけました。
史実では97式中戦車改などを装備した戦車第二師団はフィリピン、ルソン島で米軍のM4シャーマン戦車などと刺し違え覚悟の死闘を繰り広げられました。
漫画ではこの戦車第二師団に4式中戦車や3式中戦車が配備されレイテに上陸した米軍を迎え撃つという話です。
久しぶりにこの話を読んで、この4式中戦車を作ってみました(^^)/
初めての試みの鋳造砲塔は実用化は難しかったようで、戦後、61式戦車でようやく実現できたようです。量産型は従来と同じ溶接構造の砲塔で生産される予定だったようです。
同じ砲塔を3式中戦車にも長砲身型として搭載する計画があったようです。
長砲身が迫力ありますね(^^)/
試作型はカーキ1色のイメージが強いですが、今回は三色迷彩で作ってみました。
塗装図はホビーサーチの量産型の説明書を参考にさせてもらいました。
迷彩も新鮮で強そう。
後ろのマフラーカバーなどはエッチングパーツが入っています。
マフラーの形状も量産型とは違いがあります。ここも試作方の方が好みです。
キットの箱絵は量産型の方がかっちょ良いです(^^)
右から4式中戦車、チハタン、95式軽戦車
比べてみると大きさは全然違いますね。こんだけ大きいと海上輸送が大変そうです。
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