ファインモールドの95式小型乗用車、くろがね四起が完成しました。
95式小型乗用車「くろがね四起」は日本初の実用四輪駆動車として日本の陸海軍に採用されました。
良好な走破性で多くの地域で活躍しましたが、生産数は5千両に満たなかったようです。
くろがね四起のキットは多くのメーカーからリリースされています。
1/35だと今回製作したファインモールドとピットロードから、1/48だとタミヤとハセガワからリリースされています。1/48だと飛行機模型と合わせられますね。
キットの製作はストレート組みで作っています。
車体はキット指定ではクレオスの陸軍カーキですが、好みでタミヤラッカーのカーキで塗装しています。
タイヤにはタミヤウエザリングマスターを多めに付けてタイヤ感を出してみました。
後部座席の後ろには幌が折りたたまれています。
小型乗用車というだけあって座席もすごく狭いです。いくら戦前の日本人が小柄といっても窮屈そうです。特に後部座席は成人男性が乗るのはキツそうです。
タミヤの将校セットを乗せてみようとしたら無改造ではお尻が入らず切断や削り込んでようやく収まりました。また将校さんの塗装ができたら乗せてみます。
フロントの陸軍の五芒星のエンブレムの塗り分けが地味に失敗しました。
出来上がったくろがね四起はなかなか魅力的なスタイルです。現在の技術で復刻したらけっこう人気が出そうかも。
そのうちこちらも塗装して将校セットとかと合わせてみようかと思います。