2017年1月12日木曜日

ピットロード 睦月型駆逐艦 弥生 昭和17年 製作

ピットロードの睦月型駆逐艦、弥生の昭和17年最終時の製作です。



駆逐艦弥生は睦月型駆逐艦の3番艦として1926年に竣工しました。
弥生は開戦時、軽巡夕張旗艦の第6水雷戦隊、第30駆逐隊に同型の睦月、如月、望月とともにへ所属していました。開戦直後はウェーク島攻略作戦に参加しますが、米海兵隊機の反撃により僚艦の如月が撃沈されてしまいます。
その後は南東方面のラバウルやソロモン諸島の攻略作戦に従事、MO作戦にも参加しています。
米軍のガダルカナル上陸により、反撃のため、ガダルカナルへ陸軍一木支隊を運ぶ輸送船団を護衛します。米軍も輸送船団阻止のために機動部隊を繰り出し、第二次ソロモン海戦が起こります。
この戦いで空母龍驤が撃沈され、輸送船団も攻撃され、旗艦神通被弾、駆逐艦睦月、特設巡洋艦金龍丸も撃沈されました。
ガダルカナルでの戦いが激しくなる一方、東部ニューギニア東端のラビを攻略するため、海軍陸戦隊を送ります。しかし、豪軍の抵抗激しく攻略作戦は失敗、陸戦隊の撤退作戦が行われました。
その作戦中、弥生はB17、B25の攻撃を受け沈没してしまいました。




学研の睦月型駆逐艦の本で睦月型各艦の武装変遷を見ていたら弥生の記事で面白そうな記事を見つけました。
睦月型の半数以上は開戦時、艦橋横左右の7,7ミリ機銃に加え、探照灯後ろに13ミリ連機銃を1基装備していました。しかし米軍との戦闘で対空火力の不足が目立ち、順次増強されていきました。
その中でも弥生は米軍のガダルカナル上陸前に、修理の際、25ミリ連装機銃を3基増備しました。2基を艦橋前に、1基を探照灯後の13ミリ機銃を装備していた場所に設置されました。もとからあった13ミリ機銃と7,7ミリ機銃は艦尾に移設されました。



その他、缶の撤去により一番煙突が半分の太さになりました。



前に制作した皐月はキットストレートにつくりましたが今回は、艦橋の形状修正と二番砲座と方位探知室?の高さが高いため、三、四番砲下の構造物と同じ高さに揃えてみました。


砲座下の構造物を0,8ミリ程低くしました。艦橋の後ろのフロアも修正。一番煙突も加工しています。


こちらがキットストレートに製作した皐月です。 全体のバランスが少し変わったかと思います。



睦月型のキットの修正点は、「日本海軍小艦艇ビジュアルガイド 駆逐艦編」を参考にさせてもらいました。



ピットロードの睦月型の欠点で艦尾が細過ぎるのは今回は修正しませんでした。次作は修正してみたいです。



こちらの記事もどうぞ(^^)/

→ピットロード 睦月型駆逐艦 皐月 最終時 製作

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