久しぶりの艦船模型の製作です。
ヤマシタホビーの駆逐艦睦月を大戦後半の皐月として製作してみました。
ヤマシタホビーの睦月が発売されてからしばらく経ちますが、特型駆逐艦と違いネームシップの睦月の開戦時の状態のみしか発売されていません。
そこで、以前息子に破壊されて放置されていたピットロード版の皐月から機銃座などを移植して皐月の昭和19年最終時にしてみました。
武装配置は学研の睦月型駆逐艦を参考にしてみました。
最終時の皐月は艦橋前に25㎜連装機銃を2基、探照灯後ろの13㎜連装機銃座を25㎜3連装に、後部4番砲跡に3連装機銃を2基装備、単装機銃は9基装備しております。
他にも13㎜単装機銃が多数装備されていましたがこちらは省略しております。
電探は後部マストの13号電探のみで22号は装備していなかったようです。
大戦後半まで生き残った皐月もレイテ沖海戦の前哨戦である、ハルゼー機動部隊のフィリピン空襲によりマニラ湾で撃沈されました。睦月型の残存艦、卯月と夕月もレイテ沖海戦後の多号輸送作戦で沈み睦月型は19年中までに全艦戦没してしまいました。
ヤマシタホビーの睦月型駆逐艦のキットは特型と同じく、精密なパーツ割と完成時のシルエットが素晴らしい良キットです。艦により武装の差異が大きいですが、年次のバリエーションキットも出して頂けたら良いですね。