2021年12月14日火曜日

艦NEXT 戦艦大和 天一号作戦時 素組みで製作

 今回はフジミの艦NEXT、戦艦大和を素組みで作ってみました。

フジミの艦NEXTシリーズは色分けプラで接着剤不用のスナップキットとしてリリースされました。現在では戦艦長門や金剛型、空母赤城や信濃、駆逐艦甲型や乙型などがラインナップされています。

戦艦大和の天一号作戦時のキットはその第一弾として発売されたものです。

以前に武蔵と大和のレイテ沖海戦時を作りましたがその時は塗装とエッチングなど普段と同じように作っていました。

今回は小学生の息子と一緒にキットパーツのみ、塗装も部分塗装と墨入れつや消しのみで製作してみました。

まずは左右張り合わせの船体と船底を組んでいきます。

以前始めから喫水線モデルとして船底をプラ板に換えて製作していると船体の反りを修正するのが大変でしたので、船底パーツをつけたまま作り、最後に外す事にします。

甲板のパーツはハッチやリール等を部分塗装した後エナメルで墨入れしました。

甲板を船体に取り付け流し込み接着剤で固定後、構造物をはめ込んでいきます。

説明書には機銃座に機銃を取り付けてから甲板に取り付けとなっておりますが、パーツの合いがきついので破損の恐れがあるので機銃座のみから取り付けた方が良さそうです。

大雑把なパーツはスナップフィットで取り付けてみました。その後流し込み接着剤で固定しておきます。

ここからの細いパーツなどは合いがきついので、ダボを切断して取り付けていったりした方が良いパーツが多かったです。予備の部品がほとんどないので破損しないように慎重に接着していくと、完成です。

全体にタミヤエナメルのダークブラウンで墨入れし、クレオスの艶消しスーパークリアーでツヤを整えました。


部分塗装は主砲と副砲の防水カバーにライトグレー、後マストをフラットブラック、各機銃の銃身にジャーマングレー、艦首のご紋章とスクリューをゴールドで塗装を行いました。

全体につや消しをコートしたおかげで重量感が出てくれます。

航空作業甲板のリノリウム歩行帯は付属のシールを使用しています。

艦載機は下面を明灰白色、キャノピーはミディアムブルー、プロペラは赤褐色で塗装しています。


中央の艦橋、煙突、高角砲群、機銃群。シールド無し高角砲の砲身のみシールド付きのと比べやたらと太かったのでWLの付属パーツの砲身と交換しています。それ以外の部品はすべてキットのパーツを使用しています

艦橋構造物もモールドがしっかりしているので墨入れで引き締まります。

個人的には大和級は斜め後ろからの姿が重厚感があって好きです

大和の沖縄突入時には艦尾のクレーンの支柱は撤去されていたようですが、模型的にはあった方が良いですね。


今回は息子と一緒に作るという事で、塗装は極力無しでキットパーツのみで組み立ててみました。普通に艦船キットを作るというのも楽しいですね。

艦底のパーツを外すとウオーターラインモデルにできます。

先日作った駆逐艦の天津風と磯風と榧とで艦隊を組んでみました。

こうなると、天一号作戦の参加艦艇を揃えてみたくなりますね。