2021年3月26日金曜日

HMMゾイド モルガ ゼネバス帝国軍仕様で製作

 HMMゾイドのモルガをゼネバス帝国軍のシルバーのイメージに塗装してみました。

HMMゾイドのモルガのキットは、ノーマル仕様のモルガとゾイドジェネシスに登場した砲撃タイプのキャノリータイプの2体セットになっています。

ノーマル仕様の方のランナー成型色は灰色、関節部は茶色、車輪などは鮮やかな赤、キャップは青みのあるグレー、クリアー部品はオレンジとなっております。

ゼネバス帝国軍仕様ともガイロス帝国仕様ともどちらともとれないカラーリングです。

今回はゼネバス帝国軍のイメージになるように各部を塗装してみました。


本体色はクレオスの、シルバー2:黒鉄色1

ゼネバスレッドは、マルーン1:あづき色(赤2号):艦底色1

関節部やグレネードランチャーなどはジャーマングレー

キャップは軍艦色①

クリアーパーツはクリアーレッドで上塗り

タミヤエナメルのジャーマングレーに黒を調合したもので墨入れ

最期につや消しクリアーを薄く吹いて整えています。

足の赤部分は、イモムシ味がありすぎてキモ過ぎでしたのでシルバーにしてます(笑)


後ろには小口径ビーム砲とセンサーを備えています。


頭部の装甲を開けると共通コクピットが出てきます。


頭部は強固な装甲に覆われ、突撃戦法を得意とします。


モルガはゼネバス帝国軍でかなりの数を生産して配備されたようです。


トミー版と並べてみました。


HMM版はスマートで、トミー版は丸っこくて可愛らしい感じです。

トミー版の胴体にあったミサイルがHMM版では無いので攻撃力は下がっていそうです。



HMMゾイドのモルガ、単体の製作自体は部品点数もそこそこなのですぐに完成させられます。2体セットなので同じのを組むのは大変ですね。キャノリーユニット装備タイプはまた後日製作してみようと思います。



2021年3月24日水曜日

ゾイド ヘルキャット

 ゼネバス帝国軍の小型高速ゾイド、ヘルキャットです。



両軍を通して、初の高速ゾイドとなります。その後開発されたサーベルタイガーと高速戦隊を組み活躍しました。

しかし、共和国軍が対抗機のシールドライガーを開発し中型ゾイドのコマンドウルフと高速戦隊を組むと状況が一変しました。小型のヘルキャットでは中型のコマンドウルフ相手には常に不利な戦いを強いられます。後継機のライジャーが配備されたのが戦役も末期となり、ヘルキャットは性能不足ながらも戦い抜きました。

ヒョウ型の軽快なスタイルのゾイドです。しなやかないかにもスピードを出せそうな外観をしています。

共通コクピットにヘルメットを付けて猫型っぽさを出しています。

ヘルメットをかぶった猫でヘルキャット、地獄の猫でヘルキャット、実に良いネーミングです。ちなみに第二次大戦中の米空母艦載機のグラマンF6Fの名称もヘルキャットです。

英語のスラングではヘルキャットを性悪女、あばずれ女なんて意味があるようです。

こちらのキットはゾイドグラフィックスで復刻されたものです。

長い尻尾がしなやかです。


真後ろから見ると細い胴体です。

武装は胸と背中に連装ビーム砲を装備しています。

後の高速ゾイドのような牙や爪は装備していません。

靴下のような可愛い足先は消音機能があるようで隠密行動が得意なようです。

ゼンマイをまくと4本脚で軽快に歩行します。


シンプルだけどスマートなヘルキャット、サーベルタイガーやグレートサーベルと並べたいです。




2021年3月17日水曜日

HMM ゾイド ディバイソン

 HMMゾイドのディバイソンです。


超硬角と17連突撃砲など、前方の打撃力が強力なゾイドです。

首都陥落後の共和国軍がデスザウラーに打撃を与えられる戦力として活躍しました。

HMMキットとしては大型で部品点数もそこそこ多いですが組立はそこまで難しいものではありません。17連突撃砲は数が多いですが(;^_^A

塗装は、基本はキットそのまま、パイプやシリンダーサスペンションなどを塗り分けし全体をつや消しで整えています。別に超硬角とヒズメはゲート跡が目立つのでシルバーに塗装しています。


腰と尻尾には前方火力に特化したディバイソンの数少ない後方火力があります。

トミー版でもよく折れてしまった部分です。HMM版も破損に注意ですね。

お尻にはテールランプ?ウインカー?が付いています。

前方には主武装の超硬角と17連突撃砲の他に、頭の上と胸に衝撃砲、両頬にミサイルポッドと、前方火力がすごいです。

突撃砲の部分は分離して砲台としても使える模様です。後ろにはガンナーが入る席もあります。


真正面から見ると威圧感があります。コクピットは突撃戦法を取るため、帝国軍のような装甲式キャノピーです。


腰や首は引き出し式で角度を変えて動きを付けられます。

個人的には前足を牛が突進する前にするポーズとかができれば良かったです。

少し足の関節の保持力は弱いですが、力強いフォルムが魅力のディバイソンです。



→HMM レッドホーンをゼネバス帝国軍仕様で製作


→HMM カノントータス

2021年3月15日月曜日

ゾイド ハンマーロック

 小型版アイアンコングのハンマーロックです。


同クラスのゾイドの中では強力な格闘能力を持ったゾイドです。


ハンマーロックのキットは国内版ではメカ生体版、プロイツェンナイツに配属されていた平成版、ゾイドグラフィックスで復刻した版があります。あとスケール違いでMSSも。

メルカリで平成版がお安くゲットできましたので、アイアンコングっぽく黒とゼネバスレッドで塗り分けようかと思いましたが、マスキングが意外と手間で結局ノーマル色に塗りました。



ゼネバスレッド部分は、クレオスのマルーン1:あづき色(赤2号)1:艦底色1

シルバー部分は、シルバー2:黒鉄色1

動力パイプは焼鉄色

墨入れはタミヤエナメルのジャーマングレーに黒を混ぜたものを。

仕上げにつや消しクリアーを薄く吹いています。

キャノピーやキャップは余りから調達しています。共通コクピットが赤なのでガイロス帝国のクリアーグリーンでも似合います。

後ろ姿が実にゴリラらしいスタイルです。

特にお尻が。

正面から。二本の腕がたくましいです。

左右の肩にはそれぞれ連装ビーム砲とバルカン砲パックを装備しています。


頭部は共通コクピットの上にヘルメットを被せて、ゴリラな顔を再現しています。


ヘルメットを後ろにやると共通コクピットが。なんか間が抜けた感じになりますね。

背中にはミサイルを装備。これはバリゲーターと同じもの、同じく左肩のバルカン砲はプテラスと同じものです。共和国製の武器と同じのを付けているんですね。

小型ゾイドながら、重厚なハンマーロック、アイアンコングと並べたいですね。




2021年3月14日日曜日

ゾイド シーパンツァー

ゼネバス帝国軍の海の重戦車、シーパンツァーです。


強固な装甲と強力な火器を持った水陸両用ゾイドです。


ヤドカリ型という非常にユニークなモチーフを使ったゾイドです。


左側には大型の高出力ビームキャノン砲を装備しています。


右側には3連装魚雷ポッドを装備しています。


前方のヤドカリの目をもした赤外線レーザーサーチライトは良い造形をしています。


シーパンツァーは共通コクピットを装備した最後の帝国ゾイドです。
共通コクピットを使いつつ見事にヤドカリの形をしています。

コクピットの後ろをスライドさせると12連装小型ミサイルランチャーが出てきます。


動力部は前方に集中しているので、実際のヤドカリみたいに殻無しでも動いてくれます。


ボデイ側面のフジツボっぽいモールドなども素敵です。
6本の足をワシャワシャしながら進むギミックは子供達にも受けています。
ゾイドワイルドにもヤドカリ型が出てほしいですね。


このシーパンツァーはゾイドグラフィックスで復刻されたものです。
たまにメルカリやヤフオクに出ていますので、独特の動きと造形を堪能してみてください(^^)v

HMMのボックスアートを描いているマーシー・ラビットさんもシーパンツァーがお好きらしいのでコトブキヤさんには是非HMMの新作で出して欲しいです(^^)













→ヘリック共和国軍ゾイド一覧


→ゼネバス帝国軍ゾイド一覧





2021年3月8日月曜日

HMM レッドホーンをゼネバス帝国軍仕様で製作

 コトブキヤのHMMのレッドホーンをゼネバス帝国軍仕様で製作してみました。

HMMゾイドのレッドホーンはガイロス帝国軍仕様で、緑のキャノピーと朱色味の機体色、薄いグレーの内部色で構成されています。

このキットをメカ生体時のゼネバス帝国軍仕様のイメージに塗装してみました。


まずは恒例の離型剤落としにパーツを洗浄しました。

前回のアイアンコングイエティの時と比べたら随分とパーツが少なく感じます。

レッドホーンも充分ランナー数多いですが感覚マヒしています(笑)


キャノピーはガイロス帝国版のクリアーグリーンのしか入っておりません。

メカ生体版では共和国軍と同じクリアーブラウンのキャノピーでしたので、透明のボーナスパーツを入れてもらえていればありがたかったのですが。

赤の機体色にブラウンは目立ちにくいので、グリーンでも良いのですが、ここはクリアーブラウンにしておきたいです。


そういう訳で、クリアーパーツを複製してみようと思います。

ダイソーに売っていたおゆプラ。お湯でねんどみたいにやわらかくできる商品です。

これで型取りを行います。


ゲートを多めに切っておいて、湯口にしてみようとやってみました。



そこに同じくダイソーで売っていたUVレジンを流し込みます。

紫外線で固まるタイプですので、おゆプラも透明な方が固まりやすいです。

作っておいた湯口に注いでみましたが、なかなか奥まで行き届かないです。

固まってから、取り出してみると、完全にレジンがまわりきっていなく、気泡も沢山あります。

後でネットで調べたら、一旦レジン液を外に出して、しばらく放置すると気泡が消えるようです。

それと、透明レジンを使うと、今度はクリアーで塗装もしないといけないので、

ダイソーのUVレジンのブラックとオレンジを1:1で混ぜてみました。

けっこう良い色合いになってくれました(^^)v


改めて、今度は片面だけ型取りして曲面に合わせて何度かに分けてレジンを入れてみる事にしました。


何個か作ってみました。家族からは「ゴキブリの羽みたいね」なんて言われてました(;^_^A

紙やすりで出っ張りや凹凸などをきれいに削りコンパウンドでなめらかにした後、クリアーを塗り、仕上げに2000番のペーパーで水研ぎ行い、コンパウンドの細目、仕上げ目でこんな感じに。


コクピットに位置を合わせて取り付けてみました。コクピット内は小型ゾイドとの共通コクピットが入っている設定ですが、模型上、開閉ができない欠点がありますので、下半分のみを使用しています。パイロットは銀色に塗装しました(^^)/


塗装は墨入れ以外はクレオスのMrカラーを使用しております。

本体色は マルーン1:あづき色(赤2号)1:艦底色1 を調合。

内部色は ジャーマングレー

足先や背中、フリル後ろの対空ビーム等は フラットブラック

武装と歯は シルバー2:黒鉄色1 を調合

キャップ 軍艦色①

本体色への墨入れは タミヤエナメルのジャーマングレーに黒を配合。

全体につや消しクリアーを薄く吹いております。


動く要塞の異名にふさわしい、全身に武装を配置した姿です。


尻尾の懲罰席にはHMMではキャノピーが付きました。UVレジンで複製したキャノピーに変えています。後ろ足の丸いセンサー?はシルバーに塗った後、透明プラバンを文房具のパンチでくり抜いてからクリアーグリーンに塗って取り付けています。


頭部のキャノピーもUVレジンで複製しています。全体をきれいに複製できなかったのでサイドの見える部分のみ複製し、位置合わせをして接着しています。

中央のガンナーのビークルにも複製したキャノピーを。
各センサーのグリーンはメタリックグリーンの折り紙をカットして貼っています。


赤い装甲の所々にタミヤエナメルのジャーマングレーに黒を混ぜたもので塗り入れ、はみ出た所は拭き取っています。


以前組み立てた、つや消しコートと部分塗装のみのキットと比較。



赤とグレーを濃くしたので重量感も増した感じです。
キャノピーの色が違うだけでも印象も変わりますね。



グリーンのキャノピーの方が赤い機体色に目立ちますが、今回はゼネバス帝国軍仕様としてクリアーブラウンに変えてみました。


先日製作した、ゼネバスメモリアルボックスの小型ゾイド達とゼネバス帝国軍初期の機甲師団を再現してみました。

動く要塞のレッドホーンを中核に、索敵をマーダー、電子戦をゲーター、突撃をモルガとゲルダー、ザットンが後方支援、といった運用で共和国軍と激闘を繰り広げました。


レッドホーンはゼネバス帝国軍の軍馬という感じがして好きなゾイドです。

初期から活躍したレッドホーンも、アイアンコング、サーベルタイガー、デスザウラーと強力な後発機が配備される中、戦争終結まで戦い抜きました。

ドイツ軍の軍馬、4号戦車とも重なります。
大戦初期から配備された4号戦車も、タイガー戦車、パンサー戦車、キングタイガー戦車が配備されても数的主力として終戦まで戦い抜いています。


HMMのレッドホーンもそのうちマーキングプラスバージョンとして茶色のキャノピーを同梱してくれたら良いですね。