2020年6月2日火曜日

グレートサーベルをトミー版風に製作 HMMゾイド

コトブキヤのHMMシリーズ、グレートサーベルのマーキングプラスVerを製作しました。



グレートサーベルは前から作りたかったゾイドでしたので、再販を心待ちにしていました。マーキングプラスになって、お値段もグレートになりましたが・・



グレートサーベルはサーベルタイガーの改良型ですが、先日再販されたセイバータイガーよりも前の世代の機体になります。
ゼネバス帝国軍サーベルタイガー→グレートサーベル→ガイロス帝国軍セイバータイガーと性能が上がっていきます。




ボックスアートはグレートサーベルの初陣である、共和国首都に駐屯するゼネバス帝国占領軍への補給路「ゼネバスロード」をめぐる戦いで共和国軍の第42特務部隊を撃破している絵です。
ゾイドバトルストーリーの4巻に掲載されていたやつですね。

共和国軍はゼネバスロードを東西から挟撃するため、12機のベアファイター部隊と箱絵のシールドライガー3機2個小隊、6機の第42特務部隊で侵攻しました。
ベアファイター部隊から連絡が途絶え、合流ポイントには撃破されたベアファイター部隊がありました。シールドライガーのコンピューターの解析だと5機のサーベルタイガーからやられた損害と出ましたが、実際はたった1機の黒いサーベルタイガーによるものでした。
この黒いサーベルタイガーこそ、ゼネバス帝国の開発した新型ゾイドグレートサーベルです。グレートサーベルはたった1機で6機のシールドライガーを粉砕し華々しい初陣を飾りました。その後もライガーキラーの名称で呼ばれる程の活躍をし終戦まで戦い続けました。。





成型色や配色はコトブキヤオリジナルになっているところもありますので、メカ生体版に近づくように色々と変更してみました。


こちらがキットのサンプル画像。コトブキヤさんのHPからお借りしました。

牙や爪は白黄色ですので、Mrカラーシルバー2:黒鉄色1で調合した色に変更しております。



胸の三連衝撃砲と足首は赤に塗装。
他の赤色と色味を合わせるため、現物合わせでMrカラーの艦底色とレッドを調合して塗装しております。

前足部分は、このキットの弱点で動かすたびにポロリが起きてしまいます。
稼働を見ながら、ヒザやスネを接着しておくと、安定します。



武装やウイングやブースター部分は爪や牙と同じくMrカラーのシルバー2:黒鉄色1で塗装しています。
他のゼネバス系のゾイドを塗る時もこの調合したシルバーで塗装しています。




ウイングの羽はキットでは濃いグレー、補強部品?は薄いグレーですが、これを逆にウイングを調合したシルバーで、補強部品はMrカラーのジャーマングレーで塗装しています。

シリンダー類はゴールドとシルバー、動力パイプ部分は焼鉄色で塗っています。

その後、エナメル塗料で墨入れ、全体をMrカラーの艶消しクリアーでコートしています。



右側には大型のソリッドライフルが装備されています。
後ろのエネルギーケーブルが引っかかって可動範囲は狭いですが。

以前発売されたグレートサーベルのエネルギーケーブルはプラを溶かしてしまっていたようですが、シュバルツタイガーやダークホーンと同じ素材になったらしいので、そういったトラブルは無ければ良いですね。



大型のブースターを装備して、ノーマルタイガーよりもごつい印象になっています。




前方のミサイルポッドは裏表を換えられるリバーシブルです。



私は好みでミサイルポッド側を表にしています。
ミサイルも赤系で塗り分けようかとも思いましたが、そのままの方が収まり良さそうなので。

センサー部分は付属の赤のジュエルシールと緑部分はメタリックの折り紙をカットして両面テープで張り付けています。





尻尾にもテールウイングが付いています。



後ろから。ウイングのおかげで力強い印象になります。



黒い機体色と合わさって、かなり強そうな面構えです。



コトブキヤのノーマルセイバータイガーは、ちょっとスリムすぎるかなという印象でしたが、アサルトユニットを装備したグレートサーベルだと程よいボリュームになります。

このグレートなサーベル、かなりかっこいいキットですので是非お手元に作ってみてください(^^)v








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