ゼネバス帝国軍の小型高速ゾイド、ヘルキャットです。
両軍を通して、初の高速ゾイドとなります。その後開発されたサーベルタイガーと高速戦隊を組み活躍しました。
しかし、共和国軍が対抗機のシールドライガーを開発し中型ゾイドのコマンドウルフと高速戦隊を組むと状況が一変しました。小型のヘルキャットでは中型のコマンドウルフ相手には常に不利な戦いを強いられます。後継機のライジャーが配備されたのが戦役も末期となり、ヘルキャットは性能不足ながらも戦い抜きました。
ヒョウ型の軽快なスタイルのゾイドです。しなやかないかにもスピードを出せそうな外観をしています。
共通コクピットにヘルメットを付けて猫型っぽさを出しています。
ヘルメットをかぶった猫でヘルキャット、地獄の猫でヘルキャット、実に良いネーミングです。ちなみに第二次大戦中の米空母艦載機のグラマンF6Fの名称もヘルキャットです。
英語のスラングではヘルキャットを性悪女、あばずれ女なんて意味があるようです。
こちらのキットはゾイドグラフィックスで復刻されたものです。
長い尻尾がしなやかです。
真後ろから見ると細い胴体です。
武装は胸と背中に連装ビーム砲を装備しています。
後の高速ゾイドのような牙や爪は装備していません。
靴下のような可愛い足先は消音機能があるようで隠密行動が得意なようです。
ゼンマイをまくと4本脚で軽快に歩行します。シンプルだけどスマートなヘルキャット、サーベルタイガーやグレートサーベルと並べたいです。