M41軽戦車はタミヤのMM(ミリタリーモデルシリーズ)になる前のモーターライズキットの時代からある古いキットです。取っ手の部品などを追加してMMシリーズにラインナップされて、現在も販売されている古参キットですので一度は作られたという方も多いと思います。
車体の中には電池ボックスの取り付け用のモールドも残っています。
私も中学生の頃に初めて作った戦車がこのM41です。当時は定価800円程で割引してもらったらおこずかいでも充分楽しめる良いキットでした。現在の価格は定価で税込み2052円のようですね。
部品構成は、一体モールドが多く、今のキットと比べると細部の再現は物足りないですが、その分サクサクと組みあがります。
週末で組み立てて、オリーブドラブをシューと吹いてちょっと筆塗りで小物類を塗ったら出来上がり(^^)/ ですので、久しぶりに戦車を作ってみようという方や初めて作ってみる方におすすめの一品です。
デカールは米軍所属車両と陸上自衛隊に貸与された車両のが入っています。
もちろん陸上自衛隊仕様ので製作しました。
砲身のカバーは、説明書には「ビニール袋を巻き付けて、ドライヤーの熱でくっつけて、砲身カバーを作りましょう」と、さらりと変態な技法が書かれています。昔のタミヤは、ドイツ戦車の「まだら迷彩を脱脂綿に塗料をしみ込ませてポンポンとスタンプしていきましょうと」か、なかなか謎の技法が書かれていました(^^)もちろん子供の時に試してみましたが(笑)
今はそんな事しなくてもときパテを塗って再現できたりもできます。2年前にこのキットを作った時息子が仰角をつけておもちゃの恐竜と戦わせたかったようなので、そのままで製作しました。
陸上自衛隊貸与された車両は、M24チャーフイ―とともに日本人にとって軽くて扱いやすかったようで好評だったようです。長砲身70ミリ砲を装備している本車は頼りにされたようです。逆にM4戦車は大きすぎて扱いにくかったようです。
このキットにはおまけで第二次大戦中の米軍歩兵さん2体がおまけについています。初期の陸自隊員の人にできないものかと思いましたが、体格が良すぎるのでパスしました。
陸上自衛隊ではその後、貸与されていたM41は返還となりましたが、現在でも台湾陸軍やタイ陸軍では現役装備として配備されています。たまにタイのクーデターの時に見かける車両は、もしかしたら陸上自衛隊でも使われていた車両かもしれないですね。
このキットは、サクッと作っても、いい雰囲気を出してくれる良いキットです(*´ω`)
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