2018年6月30日土曜日

ヤマシタホビーから睦月型駆逐艦が発売!

特型駆逐艦の各型をリリースして好評を博しているヤマシタホビーから今度は睦月型駆逐艦のアナウンスがありました。

睦月型駆逐艦はハセガワのベテランキットとピットロードのキットがありますが、ディテール表現や船体形状などの問題で、決定版が望まれていました。

夕雲型や朝潮型をリニューアルしたハセガワからリニューアル版が出ると思っていたら、まさかのヤマシタホビーからの発表です。





ヤマシタホビーのホームページから画像をお借りしました。

艦種のダブルカーブ形状や船体の外板継ぎ目船体のモールドが秀逸です。
特型駆逐艦と同じく、再現時期や個艦によって船外電路の装着方法や有無があるので、船外電路のモールドは入っていないようですね。



艦首形状や甲板モールドも良さげです。61㎝3連装魚雷発射管もシールド付きで再現されています。



艦尾や後部砲座付近です。




睦月型や神風型、峯風型等の大正時代の駆逐艦の特徴であるタンブルホームの船体形状が再現されています。下に末広がりの台形形状となっています。今までのキットはこちらが再現されてなかったんで有難いです。


ヤマシタホビーの公式Twitterからお借りした画像です。


小艦艇に幅広く搭載された3年式45口径12㎝単装砲です。
ピットロードのパーツがかなりディフォルメされた形状で使いずらかったですが、こちらの画像を見るにかなり良い感じです。


これから、どんどん試作品の画像が上がってくると思いますので楽しみですね(^^)/



まずはネームシップの睦月が10月中旬に発売されるようです。

価格は特型駆逐艦と同じ1500円(税抜き)となるようです。

睦月はおそらく開戦時の状態で発売されると思われます。


その後特型駆逐艦のようにバリエーション展開がされると思いますが、大戦中の睦月型は個艦によって差違がありますので、どこまで展開するか楽しみです。

新造時のシンプルな艦橋の姿、艦橋等の近代化改装を行った姿、開戦時の13㎜連装機銃を装備した姿、昭和17年の弥生や昭和18年の三日月など早期に機銃を増備した艦や大戦末期まで生き残った皐月、夕月、大発搭載用に艦尾の形状を変えた卯月など、ネタはたくさんありそうです(^^)


10月中旬の発売予定が延期され、11月発売となりました。
届いたキットを開けてみました ↓

→ヤマシタホビー 駆逐艦睦月 キットレビュー


→アオシマ 給糧艦 間宮 最終時の製作

→ピットロード 海防艦日振 の製作 

→ピットロード 睦月型駆逐艦 弥生 昭和17年 製作 

→フジミ 艦NEXT 戦艦武蔵 レイテ沖海戦直前製作 

→駆逐艦 浦波 1944年時 製作 ヤマシタホビー+ピットロード


2018年6月18日月曜日

MG ジムコマンド 宇宙戦仕様 の製作

MGジムコマンド宇宙戦仕様の製作です。

いつもは頂き物を作っていましたが、久しぶりに自分で購入したキットです(笑)

こちらはプレバンでの受注販売品でした。
その後一般販売されたコロニー戦仕様と価格は同じ3780円ですが、送料と割引無しです。
カラーリングが白と赤で、宇宙用のバックパックとビームガンが付属するのがコロニー戦仕様との違いです。




パッケージはカラーでは無く、赤のモノクロです。
PS3のガンダム戦記の特典映像で主人公のユーグ機として登場して、リックドムにビームガンを撃っている時の姿を描いているんですかね。周りにはジムコマンドやジム、ジムキャノンが飛んでいます。



部品構成はジムスナイパーⅡのパーツを基本にされているので、一部ジムスナイパー用のパーツ等が余ります。



説明書は、プレバンなのにカラーなんですね。カラーの方が部分塗装やマーキングなどは分かりやすいのでありがたいです。

プレバンらしく水転写デカールが付属していて、不死身の第四小隊のマーキングなどが入っています。MGジム改の設定だと、ジム改が第四小隊の乗機になっていたのが設定変わったのですかね?



さっそく組み立てです。最新のキットだけあって組み立てやすいです。
あっという間に頭部と胴体ができあがりました。
古いMGばかり作っていたので、関節の進化におおっ!となりました。



足首と脚の内部フレームです。



脚周りの外装も合わせ目無しでサクサクと組み上がりました。



下半身もあっという間に完成です。




武装はブルバップマシンガンとビームガンです。
ビームガンは宇宙戦仕様にのみ付属するようです。
マシンガンは弾倉が別パーツになっててリアルです。



バックパックにバーニア内部を暗い赤で塗って取り付けました。
バーニアはポロポロ取れやすいので接着剤で固定しました。



両腕を取り付けて、組み立ては完了です。
画像、頭が入ってませんでしたね(;^_^A



不用部品はこんだけ出ました。



続いて、水転写デカールを貼りました。
このデカール、水につけるとすぐに剥がれてくれる優れものでした。
飛行機のデカールとかはしばらく漬けておかないと剥がれないのに。

不死身の第四小隊のマーキングが付属していますが、今回も名無しの一般機として製作するので使用していません。

















エナメル塗料で墨入れした後、デカールを貼り、カメラアイ部分をマスキングして全体をクレオスのスーパークリアーつや消しで吹いて完成です(^^)/



完成がこちら。ジムコマンド宇宙仕様は好きな機体ですので、MGで作れるのは嬉しいです(^^)v



シールドも裏から丸の部分がきちんと色分けされたパーツ割となっています。



肩のダクトも色分けされています。



宇宙戦仕様のバックパックに、腰にはビームサーベルがラックされています。



正面から。



全体的に良く色分け分割がされていて、部分塗装は頬のダクトとバーニア内側ぐらいでした。



肩関節はだいぶ引き出せるので可動範囲は大きいです。



武装はビームガン、90㎜ブルバップマシンガン、予備マガジン、ビームサーベルが付属しています。



ジムコマンド宇宙戦仕様の特徴的な武器であるビームガン。
子供の水鉄砲みたいな形ですね。ビームスプレーガンとビームライフルの中間ぐらいの威力ですかね?



90㎜マシンガンも装備できますが、やっぱりビームガンが特別感がありますね。



ビームサーベルも持たせてみました。
手首は指のパーツの差し替えパーツが数種類ついてきますが、けっこうポロリしてしまいます(;^_^A個体差なのか股関節も受けが浅くてしゃがむと脱臼してしまうので、ちょっとポーズをとらせずらいのが難点です。



ビームサーベルは腰のラックから取り外して持たせることができます。



以前に作ったHGUCのジムコマンドと並べてみました。こちらは初期のキットですが、安くて組みやすい良いキットです。
MGを作ったので、こっちは息子にあげました(^^)/

ジムコマンドもMGで出たということで、今度はジム寒冷地仕様も出てくれたら嬉しいですね。おそらくプレバン販売になってしまいそうですが・・・・





→MG ガンキャノンの製作

→MG ジム改 スタンダードカラーの製作

→MG ザクF2の製作 

→MG ジム寒冷地仕様 の製作

→HGUC  ジムコマンド 宇宙仕様の製作

→MG ドムの製作


2018年6月1日金曜日

アオシマ 給糧艦 間宮 最終時の製作

アオシマの給糧艦間宮の最終時の完成です(^^)/




給糧食艦間宮は日本海軍初の本格的な給糧艦として八八艦隊計画時に建造されました。
間宮は肉類、魚類、野菜類などの貯蔵用の冷蔵庫を完備し、艦内にはパンや麺類、豆腐やコンニャクなどの加工食品、アイスクリームやモナカ、おまんじゅうやラムネなどの製造設備を持っていました。

間宮には軍属として和菓子職人などが乗船しており、間宮の羊羹は虎屋の羊羹より美味しいとも言われていました。甘党の身としては是非、間宮製造のお菓子を食べてみたいものです(笑)

艦内は入浴設備や洗濯設備も充実しており、士官のクラス会なども催されていたようです。間宮が泊地に入港すると将兵の士気が、かなり上がったようです。



以前は間宮はガレージキットしか存在せず、氷川丸などの部品を使ってフルスクラッチしてみようかと思っていましたが、艦これで人気が出てピットロードとアオシマのまさかの2社競作となりました。

ピットロードのキットはフルハルのみで戦前状態と最終時がキット化されています。
アオシマは、まずは艦これ版、続いてSD版、ガトー級潜水艦シーライオン付属の最終時、通常版がキット化されています。



今回はアオシマの間宮最終時のキットが2年近く眠っていたので、こちらを製作しました。アオシマのキットは喫水が深く、ちょっと腰が低い状態ですので、プラ板の0.5㎜を2枚貼ってカサ上げしています。1ミリプラ板を使わなかったのは0.5㎜1枚ごとにカッターで切って整形しやすいからです。

アオシマのキットは組みやすいのですが、中央の構造物内壁が高くて若干浮いてしまうので削り込んで調整しています。



今回は探照堂さんのマスキングシートを初めて使ってみました。
間宮も甲板のモールドが多いのでマスキング作業が大変そうですので。



試しに船首楼に貼ってみました。ピッタリと合いますので、慎重に貼っていきます。




全部貼り終えました。かなりマスキング作業の時間が短縮できました(^^)v



軍艦色で船体を塗装後、船倉のハッチをカーキで塗装後、マスキングを剥がしました。
下の木甲板色も剥がれずにキレイに剥がせました。



その後、艦橋、煙突、マスト、クレーン、通風塔、艦載艇などを取り付けてウオッシング後、つや消しで整えて完成です(^^)/

煙突は石炭炊きのため、糧食に灰が落ちないように高めの煙筒となっています。




最終時の25㎜連装機銃が増設された艦橋まわり。艦橋横にはシールド付きの8㎝高角砲も装備されています。

給糧艦特有の糧食配給艇が甲板に搭載されています。

通風塔は数が多いので取付はなかなか大変でした。通風塔内部は錆止め塗装の赤系として艦底色とレッドを混ぜた色で塗っています。




艦首と艦尾に14㎝単装砲座が備えられています。
最終時には砲座両脇に25㎜単装機銃が増設されていました。
他に今回は付けていませんが、7.7㎜単装機銃(開戦前から元々装備していたやつ?)が艦首と艦尾に1基ずつ装備されていたようです。

最終時の武装は
14㎝単装砲2門、8㎝単装高角砲2門、25㎜3連装機銃2基、連装2基、単装4基、合計14門
7.7㎜単装機銃2基 のようです。



ひと昔前でしたら間宮のインジェクションキットなんて夢のまた夢でしたが、良い時代になりましたね(^^)他の補助艦艇もかなり充実してきました。

この間宮は「はわい丸」型貨客船をタイプシップにしていましたので、緒戦の侵攻作戦で活躍しガダルカナル増援作戦で撃沈された陸軍防空基幹船「ありぞな丸」なども改造で製作できそうです。




間宮は就役後、連合艦隊付属の給糧艦として長らく活躍し、開戦後も前線への糧食輸送に大活躍しましたが、大戦末期の19年12月に前月に戦艦金剛と駆逐艦浦風を沈めた米潜水艦シーライオンに南シナ海で撃沈されてしまいました。連合艦隊の将兵に愛された間宮も悪化する戦況の中で最期を迎えました。





以前に製作した妹分の伊良湖と並べてみました。

ピットロードの伊良湖は船体のプロポーションがちょっとスマートじゃないので(笑)是非アオシマさんにもキット化してもらえたら良いですね(^^)





→ピットロード 海防艦日振の製作

→ピット+艦NEXT戦艦大和をレイテ沖海戦時で製作

→アオシマ 給油艦ましゅう の製作

→ピットロード 給糧艦 伊良湖 最終時の製作

→アオシマ 艦これ 給油艦 速吸 最終時製作