2016年12月26日月曜日

KAJIKA(カジカ)から巡洋戦艦金剛の竣工時が発売されるようです。

KAJIKA(カジカ)というメーカーから超弩級巡洋戦艦金剛の竣工時が発売されるようです。



KAJIKA(カジカ)というメーカーは初めて聞いたメーカーですが、各種エッチングパーツや英海軍のダイドー級巡洋艦や空母ハーミスなど精密な艦船模型を発売しているFLY HAWK(フライホーク)の別ブランドのようです。


巡洋戦艦金剛は1912年にイギリスのビッカース社で建造された36㎝砲を8門装備した超弩級巡洋戦艦です。
日本海軍は日露戦争以降、国産の主力艦、筑波型の筑波、生駒、薩摩型の薩摩、安芸、鞍馬型の鞍馬、伊吹、河内型の河内、摂津などを建造できるまでになっていましたが、ドレッドノート完成以降、世界は単一主砲搭載の弩級艦の建造が主流となり、せっかく建造したこれらの艦は完成してすぐに旧式艦となってしまいました。
遅れをとった造艦技術を高めるため、英国のビッカース社へ発注されました。金剛は最後に外国で建造された主力艦です。その後、ビッカース社の協力の元、国内で比叡、榛名、霧島が建造される事になり、扶桑型、伊勢型、長門型、八八艦隊の加賀型、天城型へと続いていきます。
完成後はこの4隻で世界最強の巡洋戦艦部隊となり、第一次大戦中は英国から借用の申し入れもありました。
その後第一次改装、第二次改装など改装を重ね太平洋戦争開戦時には速力30ノットを誇る高速戦艦として太平洋、インド洋を所狭しと活躍します。ガダルカナル砲撃や捷一号作戦でのサマール沖海戦などでも持ち前の高速力で活躍しましたが台湾沖で米潜シーライオンの雷撃を受け撃沈されました。金剛型戦艦は太平洋戦争中、日本海軍で最も活躍した戦艦です。


大戦時の金剛は様々なキットが発売されていますが、竣工時のシンプルな姿はレジンキットではあったものの、インジェクションキットとしては初となります。

このシンプルな姿から何度も改装を重ねていって、おなじみの第二次改装後の金剛の姿となります。

こちらのキットは2017年の2月に発売される予定のようです。
価格は定価で4212円となっています。
フライホークの艦船キットは高額のが多いのに、このカジカのキットは割安な感じですね。
他にも金剛用のエッチングやマスキングシート、金属砲身なども併せて発売されるようです。




同型艦の比叡、榛名、霧島もそのうち発売されそうですね。

できれば・・・ どこからもキット化されていない河内型や薩摩型の明治時代の戦艦も・・・出してほしいです(*'ω'*)

追記

キットの内容の画像を見ましたが、船体や構造物、甲板のモールドも素晴らしく、主砲、副砲も繊細で、アフターパーツを使わなくても精密な金剛が再現できそうです。

         



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