2017年6月12日月曜日

護衛艦しまかぜの見学に行ってきました。

6月10日と11日に天保山に護衛艦しまかぜが来るという事で、父と息子と一緒にフネ好き3世代で見学に行ってきました(^^)/

「しまかぜ」は「はたかぜ」型ミサイル護衛艦DDGの2番艦です。これの次の型が「こんごう」型となります。この艦も艦齢30年のベテランですが延命工事をしてあと5年は現役でいるようです。

海上自衛隊の艦隊防空を目的としたミサイル護衛艦はDDGと呼ばれ

海上自衛隊初のミサイル護衛艦はDDG163あまつかぜ、

続いて「たちかぜ型」のDDG168たちかぜ、DDG169あさかぜ、DDGさわかぜ

そしてこの「しまかぜ」の、「はたかぜ」型、DDG171はたかぜ、DDG172しまかぜ

次にイージスシステム搭載の「こんごう型」
DDG173こんごう、DDG174きりしま、DDG175みょうこう、DDG176ちょうかい

その次が「あたご型」のDDG177あたご、DDG178あしがらと建造されてきました。

「はたかぜ」型はイージス艦と比べたら旧式に見られがちですが2門ある主砲、立派なマスト、艦首にあるスタンダード発射機など魅力に溢れた艦です。



朝9時からの開始で、9時半ごろ着くと、けっこうな人が並んでいます。
ここで手荷物検査をして入ります。

艦橋を見学できるくじ引き抽選もありまして、息子が当ててくれたので良かったです。(小さい子だから自衛官の方もわざと当てさせてくれたのかも(*´ω`))



艦首から歩いていくと、スタンダード発射機からにゅっと模擬弾が顔を出しました。かなり早く出ていたので装填速度も速そうです。




艦橋とマストも近くで見ると大きくて迫力があります。



タラップも模型ではただの梯子っぽい作りでしたが、実物はこんな感じの作りなんですね。



対潜用のアスロックランチャー。ちょっと前は護衛艦の装備と言えばコレでしたが、最近はVLSに統合されています。



ランチャーの可動と開閉の実演が行われていました。めっちゃメカ的でカッコよかったです。



後部の丸は黒色だったんですね。ここは布のような繊維製?のようでランチャーの可動する時の圧搾空気でふわっと揺れていました。



艦首のスタンダード対空ミサイル発射機。模擬弾にはシャークマウスのペイントが(笑)
この発射機はあまつかぜ、たちかぜ型、そしてこのはたかぜ型に装備されました。
この発射機が初めてあまつかぜに搭載された時、ターターシステムは複雑な作りで、扱いがとても大変だったようで乗員の方々からは「ター様」とかと呼ばれていたようです。



スタンダード発射機の後には73式5インチ砲が。この砲も「くらま」が退役したので、残すは「たちかぜ」型の2隻のみです。この両兵装もあと5年したら見れなくなってしまいますね。



「たちかぜ」型の特徴の艦首のブルワーク。これは主砲の前にスタンダード発射機を装備しているため、波浪から守るためです。



天保山の観覧車をバックに艦橋を。かなりの高さです。



戦闘通路は、塗装は甲板と同じですが、砂入りのペンキで塗られているので、角度によったら濃い色に見えます。模型的には通路内つや消し、甲板は3/4つや消しとかが良いのかな?



対潜用の短魚雷発射管。




後部5インチ砲とヘリ甲板では催し物をしていたので、人混みで写真はなかなか撮れませんでした。写真では5インチ砲の砲身内の掃除の実演でした。




CIWSは後部の両舷に装備しています。最近装備されている直接照準器の付いていないタイプですね。




後部の5インチ砲と両舷のCIWSとFCS-2、レーダーも見えます。



「しまかぜ」名物の艦これ島風、等身大?パネルです。普段は艦内倉庫に保管されているんでしょうかね??







煙突前にある探照灯のレンズの中はけっこう黒っぽい色なんですね。模型ではシルバーで塗っていましたが、ガンメタルとかでも良さそうです。




こちらは左舷のCIWSとハープンSSMの発射筒を艦橋後から見ています。発射筒には3本セットされていました。




マストを真下から。トラス状のマストは力強い印象です。



「しまかぜ」の救命浮き輪。



艦橋のトップから前甲板を。かなりの高さで良い眺めです。前部51番砲がかっちょ良いです。



艦橋横の奥から衛星通信アンテナ、チャフランチャー、12.7㎜機銃用のマウント。



艦橋の中も入らせてもらえました。
操舵士をさせてもらっています。「と~りか~じ~いっぱい!」
子供達はハンドル系とかめっちゃ好きですね。

後、撮ったらだめそうでしたが、レーダーが大阪南港の船をしっかり映していて息子はめっちゃ興味津々でした。父は「今どきの電探はよく映るんやな~」と、いつの時代を言ってんの(;^_^A



チビ艦長さん、何か見えますか?



艦尾から。ヘリ甲板の下には色々と設備があるんですね。



艦首側から。 是非一度は、洋上で航行中の護衛艦を生で見てみたいです。






来た時は行列でしたが、お昼ご飯前にはだいぶ参加者数も落ち着いたようです。



見終わった後は天保山マーケットプレースの通路に登って、遠景から撮ってみました。
やっぱり「しまかぜ」はかっこいいですね~。ちょっと距離が近いから艦全体を映すのができませんが。



通路はここまでだったので、艦後部までは撮れませんでした。




南港ではサンタマリア号とか遊覧船が何隻か通っていましたが、今回は「しまかぜ」の全景もばっちり見れそうでうらやましいです。


一通り見て回って、3人とも大満足の「しまかぜ」見学でした。父も写真を撮りまくっていたようで、「これで模型作りもばっちりや!」と言っていましたので、父の日には「しまかぜ」のキットとエッチングパーツをあげようと思います(^^)/
もちろん、自分用にもポッチっておきましたw







→アオシマ DDG177 護衛艦 あたご 製作

→ピットロード DDG170 護衛艦 さわかぜ 製作

→ハセガワ DDH183 護衛艦いずも 製作

→海上自衛隊 すがしま型掃海艇「のとじま」の製作

→超大型護衛艦 やまと 1990年時

→護衛艦さざなみ DD-113の製作

→アオシマ DD115 護衛艦あきづき 製作



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