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2022年5月16日月曜日

艦NEXT 戦艦長門の製作

 艦NEXTの戦艦長門、購入してから長い間放置していましたが、製作を再開します。

喫水線モデルで製作するため、プラ板を貼り付け船体に沿って整えました。

0.5㎜と0.3㎜を重ねて厚さ0.8㎜にしています。


木甲板のパーツには、裏からボーナスパーツの通風筒や単装機銃などを取り付ける穴をビンバイスで開けていきます。その数は130以上にもなりますので、簡単に作るだけの方は空けない方が良いです。


船体を軍艦色②に塗装し、艦底を艦底色と赤を混ぜて塗装。

甲板は木甲板色に塗ってからエナメルで墨入れを行い、船体と張り合わせました。

航空作業甲板はリノリウム色に塗装しレールなどもマスキングして軍艦色に塗装。

甲板上はとりあえず艦橋と煙突の基部、主砲塔バーベットと主錨を取り付けました。(甲板の小部品を付ける時やや、やりにくくなるので後から取り付けの方が良かったです)

ここから甲板の昇降口や通風筒などの小物、艦橋や煙突、武装などを順に取り付けていきました。

昇降口や通風筒などは細かい部品が多く、一度に切り離して塗装はわかりにくくなるので説明書の順に少しずつ取り付けていきます。艦首から部品を並べて塗装し、順番に差し込んでみました。部品によっては入りにくい箇所もあるので、無くさないように慎重にすすめていきます。


甲板に昇降口や通風筒をピンセットで飛ばさないように注意しながら取り付けていきます。

まっすぐ付けるのも大変で通風筒も100個程あるので、なかなかの苦行です。

でも、別パーツになっているおかげて仕上がりもいい雰囲気です。

艦橋や煙突を取り付けていくと、ようやく戦艦長門っぽくなってきました。

完成までもうすぐです。


→完成しました!









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2021年12月14日火曜日

艦NEXT 戦艦大和 天一号作戦時 素組みで製作

 今回はフジミの艦NEXT、戦艦大和を素組みで作ってみました。

フジミの艦NEXTシリーズは色分けプラで接着剤不用のスナップキットとしてリリースされました。現在では戦艦長門や金剛型、空母赤城や信濃、駆逐艦甲型や乙型などがラインナップされています。

戦艦大和の天一号作戦時のキットはその第一弾として発売されたものです。

以前に武蔵と大和のレイテ沖海戦時を作りましたがその時は塗装とエッチングなど普段と同じように作っていました。

今回は小学生の息子と一緒にキットパーツのみ、塗装も部分塗装と墨入れつや消しのみで製作してみました。

まずは左右張り合わせの船体と船底を組んでいきます。

以前始めから喫水線モデルとして船底をプラ板に換えて製作していると船体の反りを修正するのが大変でしたので、船底パーツをつけたまま作り、最後に外す事にします。

甲板のパーツはハッチやリール等を部分塗装した後エナメルで墨入れしました。

甲板を船体に取り付け流し込み接着剤で固定後、構造物をはめ込んでいきます。

説明書には機銃座に機銃を取り付けてから甲板に取り付けとなっておりますが、パーツの合いがきついので破損の恐れがあるので機銃座のみから取り付けた方が良さそうです。

大雑把なパーツはスナップフィットで取り付けてみました。その後流し込み接着剤で固定しておきます。

ここからの細いパーツなどは合いがきついので、ダボを切断して取り付けていったりした方が良いパーツが多かったです。予備の部品がほとんどないので破損しないように慎重に接着していくと、完成です。

全体にタミヤエナメルのダークブラウンで墨入れし、クレオスの艶消しスーパークリアーでツヤを整えました。


部分塗装は主砲と副砲の防水カバーにライトグレー、後マストをフラットブラック、各機銃の銃身にジャーマングレー、艦首のご紋章とスクリューをゴールドで塗装を行いました。

全体につや消しをコートしたおかげで重量感が出てくれます。

航空作業甲板のリノリウム歩行帯は付属のシールを使用しています。

艦載機は下面を明灰白色、キャノピーはミディアムブルー、プロペラは赤褐色で塗装しています。


中央の艦橋、煙突、高角砲群、機銃群。シールド無し高角砲の砲身のみシールド付きのと比べやたらと太かったのでWLの付属パーツの砲身と交換しています。それ以外の部品はすべてキットのパーツを使用しています

艦橋構造物もモールドがしっかりしているので墨入れで引き締まります。

個人的には大和級は斜め後ろからの姿が重厚感があって好きです

大和の沖縄突入時には艦尾のクレーンの支柱は撤去されていたようですが、模型的にはあった方が良いですね。


今回は息子と一緒に作るという事で、塗装は極力無しでキットパーツのみで組み立ててみました。普通に艦船キットを作るというのも楽しいですね。

艦底のパーツを外すとウオーターラインモデルにできます。

先日作った駆逐艦の天津風と磯風と榧とで艦隊を組んでみました。

こうなると、天一号作戦の参加艦艇を揃えてみたくなりますね。








2018年12月9日日曜日

フジミ 艦NEXT戦艦長門 キットレビュー

夏から発売が延期されていた、フジミの艦NEXTシリーズの最新作、戦艦長門捷一号作戦時が届きました(^^)v



さっそく中身を見てみようと思います。



船体は左右張り合わせ式で、真ん中の補強材にはめ込んでいく構成です。





外板継ぎ目の表現もされ、フェアリーダーも良い感じです。



船体の後部。副砲の砲郭や一体成型ながらボードダビットも良い感じです。



木甲板部分。錨鎖部分なども別パーツに分けられています。



航空作業甲板や木甲板をこちらにはめ込む構成になっています。前艦橋に下段の木甲板張りの箇所は木目シールが用意されていて、塗装かを選びます。





艦底パーツにも外板継ぎ目と排水孔のモールドが施されています。
スクリューのパーツもゴールド風の色になっています。



主砲塔バーベットや砲身、副砲などのランナーです。




前艦橋と後部艦橋、マスト、クロスツリーなどのランナーです。



煙突まわりのパーツ類と錨鎖などのランナーです。
煙突頂部は黒の別パーツとなっています。



主砲の40㎝砲の砲塔と砲身です。もちろん砲身の砲口は開口しています。



初め見た時は???となりましたが、高角砲や連装、3連装の機銃、ボート類のパーツ類です。金剛のランナーを流用しているようで36㎝砲の砲塔やバーベットもついています。
主砲の砲身は付いていないので使い道は無さそうです(笑)



双眼鏡や機銃弾薬箱、錨や測距儀等のランナーです。



25㎜単装機銃や通風塔などのランナーです。

双眼鏡などと合わせて、サービスパーツはすごい数で取り付けるのもなかなか大変そうです(;^_^A



甲板上の特設機銃座のブルワークなどのランナーです。



飾り台です。初回特典として台の上に木甲板調のモールドを敷くことができます。裏面は滑り止め甲板調。



零式水上観測機と航空機の日の丸のデカール、塗装しない場合の各種シールも付属しています。


艦NEXTシリーズは大和と武蔵しか組んだことはありませんが、今回の長門のキットはかなり進化していて組み立てやすさも増してそうでした。
小物も豊富にボーナスパーツとして入っていますので、ありがたいです。

パーツを見ていると、とても出来が良いので、思わず素組みと部分塗装だけで組みたくなります(^^)

年末年始にじっくりと作るのも良さそうですね。


我が家には大和と武蔵もいるので、この長門を完成させれば捷一号作戦での第一遊撃部隊の第一戦隊が再現できそうです(^^)v

2018年3月29日木曜日

ピット+艦NEXT戦艦大和をレイテ沖海戦時で製作⑨ 完成です

ピットロードと艦NEXTをミキシングして製作していた、戦艦大和レイテ沖海戦時がようやく完成しました(^^)/




昨年末に発売されたピットロードの新キットの戦艦大和最終時をさっそく購入して作っていたところ、甲板に接着剤を落としてしまい、急遽フジミのこれまた1月に発売されたばかりの艦NEXT戦艦大和レイテ沖海戦時のキットの船体と甲板を使い、両キットの良いところを選んで製作してみました。



船体は艦NEXTのを使用し、主砲、副砲、艦橋や煙突など上部構造物はピットロードのパーツを使用しています。取り付けは両社の解釈違いなどですんなり合わない部分もありましたが調整して取り付けています。



主砲、副砲はピットロードキットにはNEパーツが入っていましたのでそちらを使用しています。主砲の砲身は艦NEXTの方が太いので迫力はありますので好みによると思います。
副砲は側面のモールドが秀逸なピットロード製が圧倒的に良いです。



中央の上部構造物はピットロードのパーツを移植しています。
部品分割が多くて、組むだけでも大変ですがその分繊細な仕上がりとなっています。
後マストは両社とも強度上、太かったので、ピットロードのメインと3脚の基部の部品を使い、後ろのヤードはプラ材で作り直しました。
高角砲はシールド無しはピットロード、シールド付きは好みでフジミのを使用しています。
機銃は単装はピットロード製、ちゃんと肩当が片側にあるようになっています。。
3連装のシールド無しはピットロードのを使おうとしましたが銃身と銃架のパーツがタイトすぎて取り付けに何個もひしゃげさせてしまったので(´;ω;`)急遽フジミのパーツを使っています。シールド付きも甲板に合わせるためフジミのものを使用しています。

フジミのキットにはボーナスパーツとして、双眼鏡と弾薬箱が多数入っているのでそちらも設置しています。



艦載機はピットロードのキットには零式水上偵察機と零式水上観測機が1機づつ付属していましたのでそちらを製作、零式観測機の翼の支柱などもパーツ化されています。WLの供用パーツからも、もう1機づつ載せています。こちらはシンプルなつくりですが、デカールとプロペラを追加すると良い感じです。



艦NEXTの船体と甲板はピットロードほどクドくなく個人的には好みです。
航空作業甲板もリノリウムのモールドなどが入っています。
ピットロードのキットはデカールでの表現ですが、あの凸モールドにデカールは貼れなさそうです(;^_^A




機銃が大量に増設された最終時も良いですが、レイテ沖海戦の状態が一番好きです。
最終時は悲壮感がありますが、レイテでは「もしかしたら米軍に一泡ふかせられたかも・・・」の可能性もありですので。



エッチングパーツはクレーンやカタパルト、電探など一部のみに使用したものの、製作にはかなり時間がかかりました。年始から始めて、3月後半にようやく完成です(^^)v


→大和と武蔵 昭和19年秋リンガ泊地




→ピット+艦NEXT戦艦大和をレイテ沖海戦時を製作⑤


→フジミ 艦NEXT 戦艦武蔵 レイテ沖海戦直前製作

→超大型護衛艦 やまと 1990年時

→ハセガワ 夕雲型駆逐艦早波の製作

→フジミ 軽巡洋艦能代の製作

→航空自衛隊 F2A戦闘機 の製作

→艦船模型・戦車模型の記事一覧表



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2017年7月5日水曜日

フジミ 軽巡洋艦能代の製作⑧ 完成です。

フジミの軽巡洋艦能代、ようやく完成しました(^^)/

第二水雷戦隊旗艦 軽巡洋艦能代、完成です。




阿賀野型軽巡洋艦の2番艦の能代は昭和18年6月30日に竣工後、第二水雷戦隊の旗艦になり、さっそく南方へ進出します。
ラバウル方面に進出し、輸送作戦中にカビエンで空襲を受け小破しています。
修理完了後、能代はビアク島への救援作戦である渾作戦に参加中、米軍のマリアナ侵攻を受け、渾作戦部隊も第一機動艦隊に合流し、マリアナ沖海戦を戦います。
レイテ沖海戦では大和、武蔵を中心とする第一部隊に第二水雷戦隊を率いて参加します。シブヤン海での対空戦闘、サマール沖での米護衛空母部隊の追撃と戦い続けましたが、栗田艦隊はレイテ湾目前で反転し、その帰途再び米機動部隊の艦載機の攻撃を受け、能代は魚雷が命中し、沈没しました。



老朽化した大正生まれの5500t軽巡の代替として建造された阿賀野型は水雷戦隊の旗艦として駆逐艦と同じ機動性と同等の魚雷兵装、水上機の搭載能力を備えた軽巡洋艦です。
水雷戦に特化した阿賀野型は竣工した大戦中盤以降は水上戦より対空、対潜戦闘が多くなりその能力を活かせれませんでした。しかしこの優美でスマートな艦容はとても魅力的です。
もし開戦前に就役していたら、もっと活躍の場があったでしょうね。



精密なパーツ分割が売りのフジミの特シリーズ、軽巡洋艦といえども作り応えがありました。
完成まで時間がかかりましたが、出来上がるととてもスマートでカッコいいです。



こまかく各艦の差異を作り分けた煙突の蒸気捨管や新考証の航空作業甲板や水雷兵装、航空兵装など見どころがたっぷりな艦です。



前後のマストもキットのプラパーツをそのまま使用していますがけっこう良い感じです。
21号電探と射出機のみファインモールドのエッチングを、13号電探はピットロードのパーツを、内火艇と零式水上偵察機はWLの共通パーツを使用した以外はキットのパーツで製作しています。



スマートな船体に各種装備をバランスよく配置した阿賀野型、もうちょっとだけ対空火力が強かったら良かったのですが。



今月発売される、タミヤの島風やハセガワの早波も作って、大戦後半の能代率いる第二水雷戦隊を再現してみたいものです(^^)/






→フジミ 軽巡洋艦能代の製作① 船体の工作

 →フジミ 軽巡洋艦能代の製作② 船体の工作続き

→フジミ 軽巡洋艦能代の製作③ リノリウム甲板と煙突

→フジミ 軽巡洋艦能代の製作④ 甲板のマスキング

→フジミ 軽巡洋艦能代の製作⑤ 上部構造物や武装等の製作

→フジミ 軽巡洋艦能代の製作⑥ 軍艦色と艦底色の塗装

→フジミ 軽巡洋艦能代の製作⑦ 上部構造物の組み立て

→フジミ 艦NEXT 戦艦武蔵 レイテ沖海戦直前製作

→護衛艦さざなみ DD-113の製作

→ピットロード 特設防空巡洋艦 愛国丸

→連斬模型 阿賀野をWLに製作 IF改造1944年秋

→フジミの駆逐艦秋月を1944年時で製作

→艦船模型・戦車模型 記事一覧




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