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2017年1月9日月曜日

ピットロード DDG170 護衛艦 さわかぜ 製作

ピットロードの護衛艦DDG170さわかぜです。




「さわかぜ」は「たちかぜ」型護衛艦の3番艦で1983年に就役し、最近の2010年まで現役でした。
海上自衛隊初のミサイル護衛艦「あまつかぜ」に次ぐ、ミサイル護衛艦の第二陣で、その後は「はたかぜ」級、イージス艦の「こんごう」級、「あたご」級に続きます。

主兵装は艦の後部に装備したMK13単装発射機からスタンダード対空ミサイル、ハープン対艦ミサイルを発射可能、第二煙突後部に誘導用のイルミネーターを2基装備しています。

主砲は73式54口径5インチ砲を前後に2門装備、対潜用にアスロック発射機と3連装短魚雷、対空用に20ミリCIWSを装備しています。

「さわかぜ」は就役以来、第一線で活躍し、2002年には対テロ特別措置法により、インド洋に派遣されました。2007年には護衛艦隊直轄艦になり、護衛艦隊旗艦の任務に就き、2010年に退役しました。



ピットロードのキットは古いキットですが、シンプルな構造ですのでスラスラと組みあがります。



ピットロードの護衛艦キットの製作で悩むところは凸モールドで表現された戦闘通路の塗装です。
新しいキットではデカールが付いていますが、「さわかぜ」のキットではデカールがありませんので、一旦全部モールドを削り取り、塗装で再現する事にしました。



まずはモールドを削り落とした後にグレーを塗装して、1ミリ幅のミクロンマスキングテープを貼り、



白で塗装してから、今度は1.5ミリ幅のミクロンテープを貼りました。



少しずれたりしましたが、初めての試みでは、まあまあうまくいけたかなと思います。
ただ、キット付属のデカールが古すぎて黄ばんでいたのでアスロック発射機周りのサークルと戦闘通路がマッチしていません(;^_^A

艦橋上の艦番号も貼るときにボロボロに崩れて貼れませんでした。
模型屋さんで色あせた箱に入っていた古いキットですからね~



艦尾の標識も同様にマスキングで塗装しています。





「たちかぜ」型護衛艦は優美な艦影で、護衛艦の中でも気に入っています(^^♪




他のデカールの無い護衛艦キットもこの方法で製作してみたいです。


護衛艦 さわかぜ

基準排水量 3950t 満載排水量 5200t 乗員 255名
全長 143m 全幅 14.3m 機関出力 60000馬力 速力32ノット
73式54口径5インチ単装砲 2門
Mk.13 Mod4 単装発射機(スタンダードSM-1/ハープーンSSM) 1基
Mk.15高性能20mm機関砲 2基
74式アスロック8連装発射機 1基
68式324mm3連装短魚雷発射管 2基

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2016年12月13日火曜日

DD184 護衛艦ゆうぐれ 引渡時 製作

DD‐184 護衛艦ゆうぐれの引渡時の製作です。




実家にあったピットロードのキャラハンをもらってきたので、護衛艦ゆうぐれの引渡時の状態で製作しました。




ゆうぐれは戦後モスボールされていた元米駆逐艦フレッチャー級、USS DD-664 リチャード・P・リアリーを1959年に海上自衛隊へ貸与された艦です。
リチャード・P・アリーは大戦中、フィリピン沖で特攻機の攻撃を受け損傷しています。
同型艦のヘイウッド・Lエドワーズも「ありあけ」として貸与されました。

引渡時は大戦中の姿のままでしたが、引渡後、三番砲、魚雷発射管、20㎜機銃を撤去し、魚雷発射管後に実習員用の講堂が作られ、練習艦の任務に就きました。

その後の改修で、マストの三脚化やレーダーや射撃管制装置の近代化が図られました。
「ありあけ」は新兵器の対潜兵器MK108ウェポンアルファを装備しましたが、「ゆうぐれ」は艦橋前の40㎜機銃をヘッジホッグに交換しているのみです。

練習任務や各種実験任務、支援任務に活躍した両艦も老朽化のため1974年に除籍、米国へ返還されて、その後解体されましたが、海上自衛隊の発展に大きく活躍した艦です。



大戦中のフレッチャー級を作りたかったのですが、どうせなら海上自衛隊の艦として、大戦中の姿を残している引渡時の姿を製作しました。



古いキットですので、細部の省略もありますが、上部構造物の防水扉や窓の追加、艦橋構造物の窓の追加などを行っています。



艦番号は余っている護衛艦のデカールを番号を組み合わせて再現しました。

キャラハンのキットには不要部品として「ありあけ」の部品も入っていましたので、タミヤの「カッシング」と組み合わせて、改修後の「ありあけ」も作ってみたいです。


ピットロードからは初代ありあけがキット化されており、各年代の製作が可能です。



引渡時の状態なら、タミヤのフレッチャー級後期型クッシングに艦番号のデカールを他から流用しても製作できると思います。


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2016年11月17日木曜日

ピットロード 特型駆逐艦Ⅱ型 曙 最終時製作

ピットロードの特型駆逐艦Ⅱ型 曙です。 去年製作したキットです。



ピットの特型駆逐艦は、艦橋や煙突、小物部品、増設機銃座、武装パーツが一通り入っており、各艦ごとにマイナーチェンジの多い特型駆逐艦を作り分けられるように設計されたキットです。ただ、どれにも対応しようとしたのか、どっちつかずな所もあり、評価の別れるキットです。Ⅱ型はⅠ型やⅢ型と比べて修正点も少ないので、ピットのキットを製作するならⅡ型が良いと思います。

もうすぐヤマシタホビーからⅡ型の綾波が発売されます。これでヤマシタホビーの特型駆逐艦はⅠ型の吹雪、Ⅱ型の綾波、Ⅲ型の響と出そろい、後はⅡ後期型と各型の大戦後半の武装強化時が楽しみです。

今のところは大戦後半の特型を作るならこちらのピットのキットのお世話になります。もしくはヤマシタホビーとニコイチという贅沢な作り方もありかと(^^)



曙、最後の姿のレイテ沖海戦時を製作しました。



製作は船体の船外電路をプラ棒で再現した他はマストの作り替えぐらいで後はキットストレートに製作しています。
武装配置は学研の特型駆逐艦に曙の最終時の配置が載っていましたので、それを参考にしました。あの本は特型の武装配置が各年代で掲載されていますので実に役に立ちます(*´ω`)



曙は最後まで元からあった13㎜連装機銃を装備したままだったようです。
その状態を再現したかったので曙を製作しました。



艦首の形がもっそりしている以外は作り易いキットです。艦橋も各タイプ入っているので部品の組み合わせで改Ⅰ型の浦波を製作とかも可能です。



今度出るヤマシタホビー製の綾波と作り比べて並べてみたいです(^^)/



曙は特型駆逐艦のⅡ型グループの後期艦として竣工し漣、潮、朧とともに第七駆逐隊を編成していました。開戦時は潮とともにミッドウェ―島への砲撃任務を帯び、無事奇襲砲撃を成功させています。その後蘭印攻略作戦にも参加し、珊瑚海海戦には第五航空戦隊の直衛として翔鶴を護衛しました。ミッドウェー作戦と並行していたアリューシャン作戦にも参加、その後、南方や北方の護衛任務についています。
昭和19年になると志摩中将の第五艦隊第一水雷戦隊に所属し、レイテ沖海戦に参加。大破航行不能になった西村艦隊の航空巡洋艦最上を自沈処分しています。
レイテ沖海戦敗退後はレイテへの輸送作戦に参加します。第二次多号作戦は無事成功し、陸軍第一師団を無事オルモックへ揚陸させられました。
作戦終了後、マニラ港へ帰投しましたが、翌日、米空母艦載機の空襲を受け爆弾2発を受け損傷、第四次多号作戦には参加できず、桟橋にて現地工作部の修理を受けていましたが、11月13日、再び米空母艦載機の空襲を受け、大破着底してしまいました。

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2016年11月7日月曜日

ピットロード 朝潮型駆逐艦 満潮 レイテ沖海戦時製作

ピットロードの駆逐艦 満潮です。



ピットロードの朝潮型は修正点も少なくストレートに組むだけでも朝潮型の雄姿が再現できる好キットです。他のピットロード製駆逐艦は他社との差別化でフルハル仕様になっていて少し割高ですが、この朝潮型は通常の喫水線モデル版のみでも販売されていて比較的安価に購入できます。
フルハル仕様や最新の武装パーツNEパーツが同梱されているキットもありますので、目的に合わせて購入されたら良いと思います。




製作はマストをプラ棒で自作して、機銃をフジミのに統一している以外はキットストレートに製作しています。



船体もピットロード特有の癖も少なく、修正点の少ないキットのようです。



発売当初は細かい部品割なピットロードのキットでしたが、最近では他社が細かく部品割をするキットが増えてきて、比較的組み立てやすい部類になります。



満潮のキットのボックスアートはスリガオ海峡突入時が描かれていてなかなかの迫力です。
同型艦の霞も菊水作戦時の状態でキット化されています。





朝潮型は条約により無理のある設計になってしまった初春型、白露型に続いて、設計された駆逐艦です。条約開けにより設計の制限が無くなり、余裕のある船体に強力な武装を備え、次級の陽炎型、夕雲型ののベースになった優秀な駆逐艦です。

満潮は朝潮型駆逐艦の3番艦として藤永田造船所にて建造されました。
開戦時は姉妹艦の朝潮、荒潮、満潮、大潮の4隻で第八駆逐隊に所属しマレー方面、フィリピン方面、蘭印方面への侵攻作戦の支援をします。
バリ島への攻略作戦中起きた、バリ島沖海戦にて、優勢な敵艦隊、軽巡3隻と駆逐艦7隻に第八駆逐隊のみで交戦しました。オランダ駆逐艦ピートハインを撃沈し敵艦隊の撃退に成功しました。
しかしこの海戦で満潮は機関室への命中弾を受け64名もの死傷者を出してしまいました。海戦後他艦の援護を受けて、退避に成功し、内地へ帰り呉工廠で修理を受けました。
修理を終えた満潮はガダルカナルをめぐる戦いに参加します。満潮も他の駆逐艦と輸送任務に何度も参加します。ショートランドで爆撃を受け、損傷し、再び修理のため内地に帰ります。
満潮が修理を受けている間に、第八駆逐隊の姉妹艦が次々と沈没してしまいます。
昭和18年2月には大潮が米潜アルバコアに撃沈され、3月にはダンピールで朝潮と荒潮が空爆により撃沈されてしまいます。修理を終えた満潮は白露型の海風、涼風のいる第24駆逐隊に編入されましたが、海風、涼風も相次いで沈没、続いて第四駆逐隊に編入されました。

第四駆逐隊に所属し、マリアナ沖海戦も戦い、運命のレイテ沖海戦を迎える事になります。
満潮は第四駆逐隊の山雲、朝雲、とともに西村艦隊の戦艦山城、扶桑、航空巡洋艦最上、駆逐艦時雨と、第3遊撃部隊として、スリガオ海峡に突入しました。
海峡に待ち伏せる敵魚雷艇部隊を銃砲撃により撃退、突入のため陣形を変更する隙を突かれ、米駆逐艦部隊の雷撃を受けてしまいます。この雷撃により、満潮、山雲、朝雲、扶桑が被雷し、満潮はここで沈没してしまいます。残った艦も決死の突入をし、時雨が生還できた以外は全艦沈没してしまいました。

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2016年11月6日日曜日

ピットロード 海上自衛隊護衛艦 DDH-144 くらま 製作

ピットロードの護衛艦 DDH144くらまです。



このキットは3年前に初めて護衛艦のキットとして作りました。

このキットは現在の「くらま」の姿ではなく、2000年以前の姿での製品です。11月にはピットロードから一番艦のDDH143「しらね」の2000年代に改修を受け着艦標識も新しくなったデカールが付属しています。

「くらま」はヘリコプター搭載護衛艦「はるな」と「ひえい」に引き続き、しらねとともに建造されました。
当初は艦名は「こんごう」と「きりしま」になる予定でしたが、当時の防衛庁長官が地元選挙区の地名の「しらね」を推したため、「こんごう」「きりしま」は後のイージス艦の艦名に使われることになりました。

しらね型の特徴は後部に大型のヘリ格納庫と広い着艦甲板をもち、対潜ヘリを3機搭載、運用することができました。
マストは煙突と一体化したマック方式がはるな型に引き続き採用され、前部に73式54口径5インチ速射砲を背負い式に2門装備、他に対空用に護衛艦としてはじめてシースパロー対空ミサイルと高性能20㎜機関砲CIWSを装備しています。



ピットロードの護衛艦シリーズの初期にリリースされましたが、上部構造物を箱状に組んでいくのを、すり合わせしながら組めば、後はシンプルな構造ですのでスラスラと完成します。
左舷のカッターが無くなってます(^^;)




後部に飛行甲板、前部に背負い式砲塔、まるで航空巡洋艦のようです。



ピットロードの初期の護衛艦キットは甲板の戦闘通路がデカールでは無く、凸モールドで再現されています。これがいつも護衛艦キットを作る時の難点です。
幸い、くらまの場合、前甲板のみでしたので、マスキングテープの細切りで地道にマスキングをして塗装しました。艦橋上も通路ありますがこれを作った時は気づかず(^^;)

船体はタミヤカラースプレーのAS-7ニュートラルグレイ、戦闘通路内は呉海軍工廠色、通路はフラットホワイトで、煙突、艦底はフラットブラックで塗装しています。

 



キットのデカールにはこの黄色の旧着艦標識が付属していました。今年発売のしらねのキットには新着艦標識が付属しているようです。

くらまにとっては、護衛艦隊の主力として活躍していた、2000年代以前の姿の方が良いかもです。



煙突とマストが一体化しているマック煙突に各種電子装備がついております。
2番煙突上には本艦のFCSとしてオランダ製のWM-25が搭載されています。
2000年代に改修され、国産のFCS-2に換装されています。

艦上に林立しているホイップアンテナは0.3㎜のプラ棒をビンパイスで穴を開けて差し込んでいます。




1981年に就役して以来、活躍してきた「くらま」もいずも型2番艦の「かが」の就役に伴い引退となります。1番艦の「しらね」も「いずも」の就役で引退し、新型対艦ミサイル、XASM3の発射実験で標的艦として最後の任務につくようです。

DDHとして建造された本艦型の基準排水量5200tは30年前の海上自衛隊では最大の大きさを誇っていました。時代は代わり、最新鋭のDDH、いずも型は基準排水量19500tと、海上自衛隊の戦力も大きくなってきました。ひゅうが型の代艦が建造される20数年後はどんな艦ができるんでしょうね。




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2016年11月3日木曜日

ピットロード 陸上自衛隊 89式装甲戦闘車 製作

ピットロードの89式戦闘装甲車です。



陸上自衛隊初の歩兵戦闘車、89式戦闘装甲車は90式戦車と行動を共にできる装軌式の歩兵戦闘車です。武装にエリコン式35㎜機関砲、副武装に同軸の74式7.62㎜車載機銃、対戦車用に79式対舟艇対戦車誘導弾(重MAT)を装備する強力な車両です。

優秀な車両ですが価格が高すぎて北海道の第七師団と富士教導団にのみ配属されています。



この製品はピットロードとトランぺッターのOEM製品で、実はこれはヤフオクで落札したトランぺッターの製品です。 とはいっても、箱と説明書が中国語なだけで中身は一緒です。



トランぺッター製の製品は離型剤がギトギトについていますので、AFVも艦船模型の海外艦もピットロードブランドで出ている製品でも離型剤落としは入念にされた方が良いです。
中性洗剤風呂に浸かってもらって不要歯ブラシでガシガシこすってから製作しました。



製作は、部品割がとても細かく、おまけにゲートの位置が部品の噛み合わせにあるなど、なかなかの難物でした。

2年前に製作しましたが、AFV復帰2作目で、ちょっと良い経験になりました(^^;)



塗装の2色迷彩はクレオスの陸上自衛隊カラーセットを使用しました。
迷彩模様は、ネットで見かけた、紙粘土をつけてマスキング代わりにして塗装するやり方があったので試してみました。
確かに模様はつけやすいですが、紙粘土は乾燥するので剥がす時が部品が外れたり、隙間に入ったのがなかなか取れなかったりと大変でした。
おかげで何回も一緒にお風呂に入って歯ブラシでこすりまくりました。息子は「せんしゃとおふろはいった~」と喜んでました(笑)



製作に苦労しましたが、完成品はかっこいいです(^^)v



たまに再販されるので見かけたら是非作ってみて下さい(^^)このシルエットはなかなか惚れ惚れします。





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2016年10月31日月曜日

ピットロード 潜水母艦 長鯨 1944年時製作

ピットロードの迅鯨型潜水母艦長鯨です。



迅鯨型潜水母艦は大正時代に建造された潜水艦への指揮、補給、乗員の休養などを任務とした艦です。迅鯨と長鯨の2隻が建造され、呂号潜水艦9隻への補給、整備能力がありました。
船体は商船構造で、速力は16ノットの低速でした。
主砲は自衛用に14㎝連装砲を2基、4門を装備しています。

開戦時には老朽化しており、大型の伊号潜水艦への旗艦任務は徴用された大型貨客船のと特設潜水母艦に任せ、本型は呂号潜水艦などへの旗艦任務にあたりました。

長鯨は開戦時は南方作戦に従事、大戦中盤はラバウルまで進出し、潜水艦部隊の指揮をとりました。昭和19年には迅鯨や軽巡長良などと南西方面へ輸送作戦に従事、この作戦で、迅鯨や護衛艦艇多数が撃沈されてしまいますが、沖縄や南西諸島に物資を送り届け、復路は婦女子を本土へ疎開させ、多くの方の命を救うことに貢献できました。

長鯨は終戦間際、京都の丹後で空襲により中破し、死傷者多数がでるも、沈まずに終戦を迎えられ戦後復員輸送に活躍し、その後解体されました。



ピットロードからは長鯨と迅鯨の両方がリリースされています。
船体は左右貼り合わせで多少合わせの調整はいりますが、カチッとコンパクトな迅鯨型潜水母艦が再現できます。

製作したのは、1944年後半の南西諸島への輸送作戦時を製作しした。

学研の「真実の艦艇史2」に長鯨、迅鯨の武装の変遷が書かれています。



学研の睦月の本を見ていると、長鯨型の記事も載っており、そこに面白そうな証言が書かれていました。元乗員の方の証言で、上甲板や航空機作業甲板はリノリウム貼りと書かれており、従来の説では鉄板貼り、模型の作例も鉄板表現でしたので、一度、リノリウム表現で作ってみようと思いました。



リノリウム甲板のマスキングする分手間は増えましたが(笑)戦闘艦艇には無い魅力的なスタイルの艦が再現できました。



21号電探を前マストに、艦橋前に25ミリ連装機銃、全体に単装機銃を増備しています。
艦橋の左右には13㎜連装機銃を装備しています。
船体中央の8㎝高角砲は開戦時に25㎜連装機銃に換装されたとされている本も多いですが、最終時まで8㎝高角砲のままだったようです。



商船と軍艦の中間のような艦型です。



地味ながら味のある艦容です。昭和17年にダバオで撮影された、艦首波と重巡の魚雷発射管に似せたペイントの迷彩を再現するのも面白いかも。





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2016年10月28日金曜日

ピットロード 給油艦 足摺 製作

ピットロードの給油艦足摺です。




足摺型給油艦は空母機動部隊への艦載機の燃料である軽質油、爆弾、魚雷、弾薬、食料、水などを補給する艦として計画されました。
給油艦といっても、タンカーのような船形ではなく、軍艦形式として建造されました。
④計画で足摺と塩屋の2隻が建造され、1隻で大型空母2隻分の補給能力がありました。

足摺が完成した昭和18年は機動部隊の活動が停滞しており、空母への補給任務では無く、南方への輸送任務につきました。
マリアナ沖海戦の直前の19年6月5日にミンダナオ島の西で米潜パファーの雷撃で撃沈されてしまい、空母機動部隊への洋上補給はできないまま戦没してしまいました。



ピットロードからリリースされています。かなりマイナー艦の足摺型は以前から製作してみたかた艦でしたので、発売して頂きありがたかったです。キットは竣工時の昭和18年のキット化です。
船体、特に艦尾がすぼまり過ぎなど、船体に関してはピットロードスタンダードな感じです(^^;)



足摺型の特徴である、中央の大型デリックと補給作業中に使う大型の防舷材です。防舷材は残念ながら一体成型で、補給作業中のジオラマなどにするには改造が必要です。

今回はIF設定で、もし19年6月に戦没していなかったら、で機銃の増備と電探の装備をしてみました。



艦橋前に25㎜3連装を2基装備、前マスト上に13号電探を装備してみました。



煙突の両舷にも25㎜3連装機銃を増設してみました。



製作自体は、構造も複雑では無いので簡単です。

航空戦隊のおともに1隻、いかがですか?(^^)/


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