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2017年1月6日金曜日

海上自衛隊 超大型護衛艦 やまと 1990年時

架空艦の海上自衛隊超大型護衛艦「やまと」です。

大和がもし戦後も運用されていたらという設定で3年前に製作したものです。



「征途」を中古屋で見かけて、読んだのをきっかけに制作しました。

レイテ沖海戦で、武蔵の代わりに空襲で長門が沈み、大和、武蔵の両艦がレイテ湾で米艦隊を撃滅、マッカーサー元帥も戦死に追い込んだ結果、史実の日本と違い、ソ連の早期参戦、樺太と北海道北部に傀儡政権のもう一つの日本ができて、統一戦争を戦うといった物語です。
大和、武蔵が米ソ艦隊相手にありえない程大活躍しますが、そういう所はツッコミしたくなりますが、やっぱり大和型が砲撃戦で活躍するのは良いですね(*'ω'*)

生き残った大和は、戦後は米式兵装を装備し、ソ連艦隊と交戦、ベトナム戦争にも参加します。
湾岸戦争時には近代化改装され、イージスシステム、VSLなどを装備し、統一戦争にも活躍しています。

イージスを搭載した大和も良いですが、そこまでいくと大和では無くなってきますので、ミサイル戦艦に改装されたアイオワ級のような感じに製作してみました。
同時期の海上自衛隊の護衛艦をイメージして作ってみました。



さすがに大和が戦後も運用されていたとしても、2000年代まではさすがに無理そうですので、90年代、最後の現役といった感じで製作しています。



製作はタミヤの武蔵にピットロードのミサイル護衛艦しまかぜのパーツを使って、武装の足りない部分はピットロードの現用艦船装備品セットを使いました。




マスト、煙突、後部艦橋はしまかぜのパーツを加工して移植しています。
煙突はガスタービンエンジンで「やまと」を動かすには馬力的に煙突2本はいりますが、見栄えのため1本としています。
上部構造物上にはホイップアンテナを林立させています。
測距儀はそのままに、射撃指揮所は撤去して、FCS‐2射撃指揮装置とミサイル誘導用イルミネーターを装備しています。



武装は、アイオワ級がトマホークを搭載していたのに対し、海自っぽくスタンダード発射機を旧副砲塔後に搭載。しかも単装ランチャーで。前艦橋と後艦橋に誘導用イルミネーターを2基ずつ搭載しています。

中央はハープンSSM4連装発射機を片舷3基ずつ、合計6基とシースパローランチャーを1基ずつ、合計2基、それに管制用のFCS2のレドームを煙突後ろに。 

20㎜CIWSは4基搭載し、対小型艇用に各所に12.7㎜機銃を装備してます。




副砲に73式5インチ砲を片舷3基、6門で管制用にそれぞれFCS2を搭載しています。



艦尾、旧飛行作業甲板にはエレベーターをつけてみましたが、これでヘリが格納できるかは不明です(笑) 着艦標識は現在の「不」ではなく、旧着艦標識のデカールを貼ってみました。
艦尾には20㎜CIWSとアスロックを装備。



近代化改装後のミズーリと一緒に並べてみたくなります(*'ω'*)

この超大型護衛艦やまとが、呉で記念艦として展示されていたら、経済効果はどのぐらいなんでしょうね(^^)/



50年代の「やまと」も製作してみたいです。


こちらの記事もどうぞ(^^)/

→本格海戦シミュレーションゲーム 「蒼焔の艦隊」

→フジミ 米空母キティホーク改造 航空護衛艦 しょうかく

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→鹵獲ホーネット改装 航空母艦 鳳鷹

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2016年11月21日月曜日

タミヤ 97式中戦車 チハ 製作

タミヤの97式中戦車「チハ」です。



タミヤの往年の名キットです。

97式中戦車は1938年に正式採用された日本陸軍の主力戦車です。短砲身の97式57㎜砲と97式車載機銃2門を装備、信頼性の高い170馬力の空冷ディ―ゼルエンジンを装備し、最大装甲厚25㎜、無線機を標準装備していた、採用当時は歩兵直協戦車として強力な車両でした。
しかし陣地攻撃用の短砲身57㎜戦車砲では対戦車能力は無く(M3スチュワート戦車の後面装甲も貫通できなかったようです)長砲身47㎜戦車砲を装備した97式中戦車改に改良されました。

支那事変では中国軍が有力な対戦車装備を持っていなかったで活躍し、開戦当初のマレー半島侵攻作戦も、英軍相手に電撃戦を行い、緒戦の勝利に貢献しました。
しかし、対戦車能力の欠如でビルマ作戦でM3軽戦車に苦戦、その後も後継車両の登場の遅れで長砲身チハ改とともに終戦まで主力として戦い抜きました。



タミヤのキットは組みやすく、そのまま組むだけでも97式中戦車の雄姿がお手軽に再現できます。



マフラーカバーなどもエッチングではなくプラパーツですが、サクッと作れます(^^)/



塗装はクレオスの特色セット、日本陸軍戦車後期迷彩色カラーセットで塗装しました。



鉢巻型アンテナと短砲身57㎜砲が特徴的なチハ、子供の時はドイツ戦車などに目が行きましたが
年齢が上がるにつれて独特の魅力に魅せられてしまいます(*´ω`)



砲塔は右にオフセットに設置されています。被弾経始を考慮した曲面を多用したデザインですが、量産性は阻害されていたようです。
リベットが日本戦車らしさを醸し出しています。



砲塔には戦車第11連隊「士魂部隊」のマーキングをつけてみました。
終戦直後に占守島に進攻してきたソ連軍に97式中戦車改と95式軽戦車とともに戦いました。

タミヤのキットは砲塔内部や車体裏の再現などはあまり無いですが組み立てやすくスラスラと完成できるのでストレスなく作れる良いキットです(^^)/

この車両をベースに日本陸軍は、97式中戦車改、1式砲戦車、1式自走砲、3式砲戦車、4式自走砲、1式中戦車、3式中戦車、2式砲戦車などが開発されました。

新砲塔チハが主力になった後も、砲戦車の生産の遅れから、57㎜砲装備のチハが戦車連隊の砲戦車中隊に装備されたりしたようです。

タミヤからはチハの派生型のチハ改と1式砲戦車が発売されています。





→タミヤ/イタレリ M24チャーフィー 陸上自衛隊仕様で製作

→ファインモールド 四式中戦車 試作型を三色迷彩で製作

→ドラゴン 1/35 日本陸軍 九五式軽戦車ハ号 後期型 製作

→アオシマ 陸軍舟艇母船 あきつ丸の製作

→タミヤ 陸上自衛隊74式戦車の製作

→タミヤ M41軽戦車 陸上自衛隊仕様 製作

→ピットロード 陸上自衛隊 89式装甲戦闘車 製作




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2016年11月8日火曜日

タミヤ M41軽戦車 陸上自衛隊仕様 製作

タミヤのM41軽戦車ウオーカーブルドックです。陸上自衛隊仕様で2年前に製作しましたものです。



M41軽戦車はタミヤのMM(ミリタリーモデルシリーズ)になる前のモーターライズキットの時代からある古いキットです。取っ手の部品などを追加してMMシリーズにラインナップされて、現在も販売されている古参キットですので一度は作られたという方も多いと思います。
車体の中には電池ボックスの取り付け用のモールドも残っています。

私も中学生の頃に初めて作った戦車がこのM41です。当時は定価800円程で割引してもらったらおこずかいでも充分楽しめる良いキットでした。現在の価格は定価で税込み2052円のようですね。

部品構成は、一体モールドが多く、今のキットと比べると細部の再現は物足りないですが、その分サクサクと組みあがります。



週末で組み立てて、オリーブドラブをシューと吹いてちょっと筆塗りで小物類を塗ったら出来上がり(^^)/ ですので、久しぶりに戦車を作ってみようという方や初めて作ってみる方におすすめの一品です。



デカールは米軍所属車両と陸上自衛隊に貸与された車両のが入っています。
もちろん陸上自衛隊仕様ので製作しました。



砲身のカバーは、説明書には「ビニール袋を巻き付けて、ドライヤーの熱でくっつけて、砲身カバーを作りましょう」と、さらりと変態な技法が書かれています。昔のタミヤは、ドイツ戦車の「まだら迷彩を脱脂綿に塗料をしみ込ませてポンポンとスタンプしていきましょうと」か、なかなか謎の技法が書かれていました(^^)もちろん子供の時に試してみましたが(笑)

今はそんな事しなくてもときパテを塗って再現できたりもできます。2年前にこのキットを作った時息子が仰角をつけておもちゃの恐竜と戦わせたかったようなので、そのままで製作しました。



陸上自衛隊貸与された車両は、M24チャーフイ―とともに日本人にとって軽くて扱いやすかったようで好評だったようです。長砲身70ミリ砲を装備している本車は頼りにされたようです。逆にM4戦車は大きすぎて扱いにくかったようです。



このキットにはおまけで第二次大戦中の米軍歩兵さん2体がおまけについています。初期の陸自隊員の人にできないものかと思いましたが、体格が良すぎるのでパスしました。

陸上自衛隊ではその後、貸与されていたM41は返還となりましたが、現在でも台湾陸軍やタイ陸軍では現役装備として配備されています。たまにタイのクーデターの時に見かける車両は、もしかしたら陸上自衛隊でも使われていた車両かもしれないですね。


このキットは、サクッと作っても、いい雰囲気を出してくれる良いキットです(*´ω`)


こちらの記事もどうぞ(^^)/

→タミヤ/イタレリ M24チャーフィーを陸上自衛隊仕様で製作

→タミヤ 陸上自衛隊74式戦車の製作

→ピットロード 陸上自衛隊 89式装甲戦闘車 製作

→ドラゴン 1/35 日本陸軍 九五式軽戦車ハ号 後期型 製作

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→DD184 護衛艦ゆうぐれ 引渡時 製作

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2016年10月25日火曜日

タミヤ 軽巡洋艦名取 最終時製作

 
タミヤの軽巡洋艦、名取を最終時の状態で製作してみました。



タミヤの名取はフジミのWL組合脱退にともない、球磨型をベースに追加部品を加えて商品化されました。名取は戦前の状態をキット化されています。

名取は長良型軽巡洋艦の3番艦として建造されました。太平洋戦争では、緒戦のフィリピン攻略作戦や蘭印攻略作戦の支援に出撃した以降は警備任務や輸送任務に従事していました。
1943年1月に米潜の雷撃により損傷、修理時に主砲2門の撤去と12.7㎝高角砲の装備、機銃の増備などを行っています。この時、魚雷発射管を8年式の連装4基を93式4連装2基に換装した説が昔出ていましたが、現在は発射管そのままに酸素魚雷用に改造された説が有力なようです。
修理完了後、第三水雷戦隊の旗艦となり、マリアナ沖海戦にも補給部隊の護衛として参加したりしていましたが、1944年8月18日、米潜ハードヘッドの雷撃を受けサマール島付近で撃沈されました。沈没後、生存者183名はカッターに分乗し自力でミンダナオ島まで帰還したエピソードがあります。



戦前の状態を再現したキットを今回は、大戦後半仕様の長良とニコイチで製作しました。
長良は前部魚雷発射管を撤去し、後部に4連装発射管を装備した状態をモデル化していますが、魚雷発射管を換装はしていなかったようです。
名取も同様に連装発射管4基のままだったようですが、今回せっかくなので、4連装に換装した説で作ってみました。




基本ベースは長良のキットに、後部航空作業甲板の張り出しは名取と阿武隈、球磨のみ左舷に張り出しているので、名取のキットのと交換しました。タミヤのキットはこの作業甲板が鉄板張りに表現されているのが欠点です。エバーグリーンの2.5ミリピッチのプラ平棒、厚さ0.25ミリのを張って、高さ調節をして再現してみました。



21号電探も装備し、艦橋も窓をビンパイスで開口しました。



艦橋は名取のをベースにしました。長良は既存の13ミリ連装機銃座の両舷に25ミリ単装機銃座を設けたようですので、名取もこのようにしてみました。



舷窓もプラ版をポンチで打ち抜いたやつで蓋をしてみました。
レイテ沖海戦前に戦没しているので、増設機銃もそこまで多くないです。



名取のこの状態の姿もなかなか新鮮です。



名取の4連装発射管換装説の状態を作るなら、同じ航空作業甲板が左舷張り出しの阿武隈を使った方が楽そうです。前部魚雷発射管あとの兵員室も一体で成形されていますし。







こちらの記事もどうぞ(^^)/

→ピットロード 睦月型駆逐艦 皐月 最終時 製作

→ピットロード 潜水母艦 長鯨 1944年時製作

→タミヤ 軽巡洋艦球磨 最終時製作

→アオシマ 練習巡洋艦鹿島 1945年時を製作

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2016年10月23日日曜日

タミヤ 軽巡洋艦球磨 最終時製作

タミヤの軽巡洋艦球磨です。



往年の名キットで、この球磨や同型艦の多摩、隼鷹、阿賀野、矢矧、島風、イ16・イ58などが発売された当時はタミヤの黄金期でした。

現在の目で見ると、やや見劣りする箇所もありますが、手を入れると現行キットと並べても良い感じに仕上がります。

球磨は5500t級軽巡の第一陣のネームシップとして就役しましたが開戦時には老朽化しておりました。フィリピン攻略戦参加以降は、東南アジア方面で警備、輸送任務に従事し、名だたる海戦には参加することがありませんでした。昭和19年1月、ペナン沖で基地航空隊の訓練支援のため出動中、英潜タリーホーに撃沈されました。

球磨は丸みを帯びた艦橋(他に多摩、大井、北上も)、煙突も雨水除けが特徴的な丸みを帯びた形状をしており(木曽も)、他の5500t型と比べて特徴的な艦容をしております。



キットは開戦前の昭和15年頃を再現しています。今回は最終時を作ってみました。武装は一部推測ですので参考にはならないかと(^^)



後部7番砲は12.7㎝連装高角砲に換装され、それに伴い5番砲も撤去されたようです。撤去後の両舷には25ミリ三連装機銃が1基ずつ装備されたようです。

カタパルトはこの時期、ほとんどの5500t型が撤去しているので、おそらく球磨も撤去していると思いますので、台座に25ミリ三連装機銃を装備してみました。

航空作業用甲板の張り出しは球磨と名取と阿武隈のみ左舷に張り出しています。



前楼トップには21号電探が装備されていた?ようですので、ハセガワのエッチングを用いました。
艦橋前両舷には多摩のように7.7ミリ機銃座が設けられていたのでは?と思いますが、今回は再現していません。



特徴的なふくらみのある煙突。これもあって全体的に可愛らしい印象があります(^^)

タミヤの5500t型軽巡の欠点は航空作業甲板と前部魚雷発射管の床が鉄板表現になっていることです。これらも全部リノリウム張りです。
僕も含め、長らく鉄板張りと思っていた人は多いと思います(^^;)



細長い船体にシンプルな武装でスマートな艦です。



クラシカルな姿が魅力の球磨、大戦中は縁の下の力持ちとして、地味な輸送任務や警備任務に奮闘しました。





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→タミヤ 軽巡洋艦名取 最終時製作

→ピットロード 朝潮型駆逐艦 満潮 レイテ沖海戦時製作

→フジミ 戦艦比叡 1944年時IF改装 製作

→フジミ 重巡洋艦 摩耶 昭和19年時の製作

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