昨夏に購入して、付属していた掃海艇はすぐに作ったものの、こちらはかなりゆっくりペースで製作していてようやく完成です(^^)/
護衛艦「さざなみ」は「むらさめ」型汎用護衛艦の改良型の「たかなみ」型の4番艦として2005年に就役しました。
「たかなみ」型護衛艦は前級の「むらさめ」型汎用護衛艦の改良型として、主砲を76ミリ速射砲からOTOメラーラ社製の127ミリ速射砲に変更、ミサイル垂直発射用のVLSも前後に分けられていたのを前部に集約されるなどの改良がなされています。「たかなみ」 型は5隻が建造され「むらさめ」型の7隻とともに護衛隊群の中核を担っています。
「さざなみ」は就役後、インド洋でのテロ対策特別措置法により補給艦「ましゅう」と活動しています。ソマリア沖の海賊対策においても「さざなみ」は何度も参加するなど活躍しています。
先日も「いずも」とともに米空母ロナルド・レーガンらと共に共同訓練したりと第一線で活躍している艦です。
キットは以前発売されていた「たかなみ」型に新着艦標識や戦闘通路、増備された通信アンテナや艦底部品、展示台などが加わったキットです。
「むらさめ」型のキットに「たかなみ」型用の部品が追加され、艦橋の前などを削り取って加工する必要があります。「たかなみ」型のキットには「すがしま」型掃海艇も1隻付属しています。
「たかなみ」型のキットはアオシマからも出ていますがこちらも加工が必要なようです。
ピットロード製の護衛艦キットの欠点は凸モールドで戦闘通路がモールドされていることです。せっかくリニューアルして戦闘通路のデカールが付いているのだから金型を修正して消して欲しかったです。
同様にヘリ甲板もデカールで新着艦標識が加わりましたが、甲板に旧着艦標識の凸モールドがくっきりとモールドされています(;^_^A
甲板からそれらの凸モールドを周りの構造物を削らないように注意しながら削って整形したら、あとはサクサクと作れます。
煙突のルーパーが全部別部品ですので向きをそろえての取り付けはちょっとめんどくさいですが。
それ以外は、基本ストレートに作ってマストの前後がスカスカなのでに極細プラ平棒でトラスを作り、海賊対策に装備された12.7ミリ機銃の防弾板をプラ材で再現しました。12.7ミリの銃架は20ミリ機銃のを代用としましたがちょっとオーバースケールですね。
他に主砲のOTOメラーラ社製127ミリ砲がモールド無しのツンツルテンでしたのでエッチングで前面のはしごと側面の扉を追加しました。
ジパングの「みらい」が装備していた砲と同じものです。
某米空母雷撃隊隊長さん「たかが一門の砲で何ができるw」
たかなみ型用の前部VLS部品も横のモールドが無いので追加しておけばと後で思いました。
「たかなみ」型はスマートさと前部に集中した武装の力強さが合わさって好きな護衛艦のひとつです。その中でも「さざなみ」が名前の響きも良いです。
護衛艦「さざなみ」は明治期の駆逐艦漣、特型駆逐艦Ⅱ型の漣に続いて3代目となります。
煙突上のホイップアンテナは0.3ミリプラ棒で再現しています。真鍮線の方が細くて良いのですが、我が家は小さい子がいるのでもし破片が刺さったら危ないのでプラ棒にしています。
護衛艦のマストはエッチングにするとペラペラな感じがするし、プラのままだと太いのでどちらにするか迷うところです。
次はアオシマの「たかなみ」型も作り比べてみたいです(^^)/
→海上自衛隊 すがしま型掃海艇「のとじま」の製作
→アオシマ むらさめ型護衛艦 DD₋103ゆうだち 製作
→アオシマ DD115 護衛艦あきづき 製作
→ハセガワ DDH183 護衛艦いずも 製作
→護衛艦しまかぜの見学に行ってきました。
→駆逐艦 浦波 1944年時 製作 ヤマシタホビー+ピットロード
→艦船模型・戦車模型の記事一覧表
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