2017年9月20日水曜日

HGUC ゲルググマリーネの製作

HGUCのゲルググマリーネです。




ゲルググM(マリーネ)は「0083 STARDUST MEMORY」に登場したゲルググの海兵隊仕様機です。
1年戦争の末期に生産されたゲルググのバリエーション機で、突撃機動軍海兵隊で運用されました。デラーズ紛争時ではシーマ艦隊が30機以上を運用していたようです。デラーズ紛争後もジオン残党で運用されたほか連邦軍にも接収され、訓練機として使われたようです。0083のラストシーンでも連邦カラーのゲルググマリーネにキースが搭乗していました。



キットはHGUCシリーズの初期に発売されたものです。プロポーションは劇中よりも細めな印象で好みが分かれる様ですが個人的には精悍な感じで良いと思います。
シーマ専用ゲルググとの部品の共有のため部品はけっこう分割されています。
関節の稼働範囲はスカート部分が一体ものですので股関節周りの範囲は狭いですが、ほかの部分はけっこう稼働します。ちょっと関節部の保持が弱いのか腕とかを支えられにくいです。ゲルググ系のキットって関節が弱いイメージがあります。




個人的には関節部分や手首のパーツの成型色が水色みの強い色で好みに合わなかったので軍艦色2で塗装してみました。
この成型色のパーツは肘、膝関節、手首、バーニア類などで、これらを塗装してみたら重厚感が増えた感じです。



スカートやふくらはぎ内側にはバーニアが内蔵されています。こちらも軍艦色2で塗装して内部を赤で塗っています。



スカート部分やふくらはぎにも小さなバーニアがありますのでこちらも部分塗装を行っています。



エナメル塗料で墨入れした後、全体をクレオスのつや消しクリアーでトップコートしています。
艶消しにすると成型色のままでも重厚感が出てくれました。




武装は、ゲルググタイプは本来ビーム兵器を搭載しているのですが戦後の3年間まともに補給を受けられていないのでその代替として汎用の90ミリマシンガンを装備しています。
他に腕にも110ミリ速射砲が内蔵されています。こちらは別パーツで再現されています。




シールドはザクタイプのシールドを手持ちに改修したものを装備しています。
先端にはスパイクが装備され、近接戦闘にも用いられます。



ビームサーベルは、ナギナタでは無く普通のサーベルタイプを装備しています。
柄の部分もクリアーパーツで成型されていますので塗装が必要です。

あと、塗装し忘れていましたが平手も付属しています。




ゲルググJとのツーショット。

同時期に生産された機体で、スペックはゲルググJの方が上のようですがゲルググマリーネはコストパフォーマンスに優れていたようです。
昔、PSのゲームのジオンの系譜でもゲルググマリーネは主力モビルスーツとしてお世話になりました。




背部に付いたプロペラントタンク、機体各部に装備された多数のバーニア、腕部の速射砲など両機はいろいろと共通点ありますね。

やっぱりゲルググタイプはかっこいいですね!(^^)/





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