2018年2月13日火曜日

ピット+艦NEXT 戦艦大和をレイテ沖海戦時の製作⑤

前回は船体と甲板を製作しまして、続いては艦橋やマストを製作していきたいと思います。





先に作っていたピットロードの大和の上部構造物を使用していこうと思いますが、折角なので艦NEXTも比較をしてみるために作ってみました。
左が艦NEXT、右がピットロードのです。

艦NEXTはスナップフィットで組み立てやすく配慮されていて、一体成型部分も多用されています。煙突の上部の黒部分も別パーツで塗装の手間いらずになっています。




艦橋は両キットとも繊細なモールドで、各種指揮装置などはピットロードは別パーツでさらに繊細な仕上がりですが、ここは両キットとも良い感じです。



煙突周りは艦NEXTのは探照灯台周りがちょっと残念な出来です。後部艦橋は両社の表現方法に違いが見られます。



ピットロードの後部艦橋の基部は、艦NEXTの甲板に仮置きしてみると、艦NEXTでは末広がりになっているのが、ピットのキットでは幅が狭く、木甲板にガイドされた取り付け位置の段差が見えてしまいます。そこで、後部艦橋の下に0.3ミリのプラ板を増設機銃座に干渉しないように、3枚巻いて接着し、末広がりになるように整形してみました。ちょっと太くなってしまいましたが、甲板の段差もしっかり隠せれました。






続いて後部の特徴的なマストを作っていきます。




左がピットロード、右が艦NEXTです。両方とも強度の関係上、太くなっています。
このまま使うとちょっと太めですので、プラ棒で作り直してみます。
ピットロードの前のメインマストはまだ太さ的にも良さげなので、こちらを基部に作っていきます。



カッティングシートにマスキングテープを反対向けに当てて、キット部品から長さを測ったプラ棒を軽くくっつけてから接着してみました。
長さが2.7㎝で0.5㎜のプラ棒を使用しています。上部の角度はちょうど、頂部の間が2㎝になりますので、カッティングシートのマス目に合わせて仮置きし、現物合わせで補強の桁を接着していきます。



キットパーツのメインのマストを付けた後、先ほどの後部の三角部分を取り付け、補強の部分もキットパーツを参考に現物合わせで組み上げていきました。
なかなかな難儀な作業でしたが、組みあがるにつれて強度も保てるようになりました。



複雑なようで簡単な構造ですので、キットパーツを元に寸法を測っていけば時間はかかりますが組み上げることができました。



だいぶ作業も進んできて、完成も見えてきました。
次は主砲や各種武装類を作っていきたいと思います。



→ピット+艦NEXT戦艦大和レイテ沖海戦時で製作⑥





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