ピットロードの軽巡洋艦 夕張の1944年最終時を製作しました。
夕張は当時建造されていた5500t軽巡よりも小型の船体に同等の武装を備えた実験艦として建造されました。
小型の船体に重武装の配置の為、以後の改装の発展ができず、水上機の搭載なども見送られました。
大戦後半には14㎝砲6門のうち2門をおろし12㎝単装高角砲や25㎜機銃を増備しています。
ピットロードの新キットは細かな造形とNEパーツにより精密な夕張を簡単に製作できます。
製作には船底を取り付けずプラ板の0.5ミリでかさ上げをして、マストの一部をプラ細棒に変えた以外はキットストレートに作っています。
リノリウムは珍しい縦敷になっています。他の軽巡では球磨や龍田も縦敷ですね。
コンパクトなボディに重武装の夕張、なかなか格好いい艦です。