2018年3月18日日曜日

ピットロード 87式偵察警戒車の製作

ピットロードの87式偵察警戒車です。
といっても、並行輸入品のトランぺッター製のキットですが。
ピットロードのOEM品で、箱と説明書が中国語な点以外は中身は同じです。
Amazonではトランぺッター製の方が安かったのでこちらを購入しました。
説明書は、漢字なので何となく?読めます。




87式偵察警戒車は陸上自衛隊の各師団や旅団の偵察隊などに配備されてる装輪装甲車です。82式指揮通信車と共有の車体を持ち威力偵察にも使える火力と装甲を持っています。
武装は砲塔にエリコン社製の80口径25ミリ機関砲と同軸機銃に74式7.62㎜車載機関銃を装備しています。6輪のパンクレスタイヤを装備し、路上での最高速度は100㎞と高い機動性を誇ります。

陸上自衛隊戦車・装甲車の迷彩塗装の簡単な塗り分け方

現在の陸上自衛隊の装甲車両は茶色と濃緑色の2色迷彩が施されています。
塗り分けはけっこう手間になりますが、ちょっとお手軽な方法で迷彩塗装ができます。



まずは車体と砲塔を組み立てました。若干隙間が出るところもありましたが、6輪なのでおこまで苦労なしで組みあがりました。
この後の塗装で破損を考えて手すりや小物部品は取り付けていません。


まずはクレオスの特色カラーセット、陸上自衛隊戦車色から茶色8606で車体と砲塔とホイール等を塗りました。



続いて、陸自装甲車両の特徴である二色迷彩を再現するために100均で買ったあぶら粘土を用意しました。それを、あらかじめ細く伸ばして用意しておきます。



その粘土を、説明書の塗装図を参考にまだら状に貼り付けていきます。



そこから、特色セットの濃緑色3414で塗装しました。



乾燥後、粘土を剥がしてみました。すごいゴミの量になってしまいました(;^_^A



このままではベタベタで隙間にも粘土が少し入ってしまっていますので、ぬるま湯に中性洗剤を入れて歯ブラシでゴシゴシ洗浄しました。



お風呂上がりでサッパリしました(^^)v



タイヤをタイヤブラックで塗装し、ホイールと組み合わせて車体に取り付けました。
車輪が付くと装甲車らしくなりますね。

その後、手すりやフックなどの小物を取り付けて、車体の塗り残しを含め、部分塗装していきます。
このキットにはエッチングで前部と後部の泥除けが付いていますが、前のは破損してしまったので両方取り付けていません。

茶色と濃緑色で塗れた後は、工具類、ジェリカンを特色セットのOD色で塗って取り付けました。牽引用のワイヤーはタコ糸(!)が付属していたのでこれに塗料を染みこますように塗り、木工ボンドで点付けしてみました。

エナメルでウオッシングした後、デカールを貼って、つや消しでコートして、ウインカーやブレーキランプにクリヤーを塗って87式偵察」警戒車の完成です(^^)v



タコ糸で再現されているワイヤーがつや消しを吹いた後、なぜかモケモケが出て、流し込み接着剤を塗ってちょっと押さえましたが、まだ出てしまっています(;^_^A



大きなパンクレスタイヤを6本装備しています。



車体左側面には工具が取り付けられています。



後ろ、左上にある、保護柵?みたいな部品は無くしてしまいました。



サイドミラーやウインカー、ブレーキランプなどが一般車道を走る車なんだなと思わせます。




北海道の第七師団のマーキングです。



砲塔には25㎜機関砲と7.62㎜機関銃を装備しています。



2年前に舞鶴の海上自衛隊のサマーフェスタにこの87式偵察警戒車が展示されていて息子も座らせてもらいました。





初めて陸上自衛隊の装甲車を製作して、慣れないところもあって完成には結構時間がかかってしまいましたが、迷彩もそこそこ塗れてなんとか出来上がりました。

車輪も回るのでブンドドも(部品が取れやすいですが(;^_^A)






→タミヤ/イタレリ M24チャーフィー 陸上自衛隊仕様で製作

→ピットロード 陸上自衛隊 89式装甲戦闘車 製作

→陸上自衛隊74式戦車 タミヤ1/35の製作

→タミヤ M41軽戦車 陸上自衛隊仕様 製作

→四式中戦車 試作型を三色迷彩で製作。

→ハセガワ DDH183 護衛艦いずも 製作

→航空自衛隊 F2A戦闘機 の製作