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2017年2月20日月曜日

戦艦日向 戦艦状態IF改装1944年 フジミ+ハセガワで製作

もうすぐフジミの特シリーズで戦艦時代の伊勢が発売されますね。

こちらは数年前にフジミとハセガワのキットを二個イチにして日向を製作してみた物です。



当時は戦艦時代の伊勢型はハセガワのキットしか無く、フジミからは航空戦艦時代のキットのみ出ていました。

このキットは「もし戦艦日向が航空戦艦に改装されずに戦艦のまま運用されていて、対空兵装を増強していたら・・」の状態で製作しています。

日向は扶桑型戦艦の改良型である伊勢型戦艦の2番艦として三菱長崎造船所で大正7年に就役しました。軍縮条約で八八艦隊の高速戦艦群が建造中止になってしまった結果、長門型につぐ主力戦艦として数度の改装を重ねられました。

太平洋戦争開戦時は伊勢、扶桑、山城とともに第一艦隊第二戦隊を編成していました。昭和17年
5月に訓練中、五番砲塔の爆発事故により損傷を受けます。この時の爆発事故の映像は、偶然ニュース映画に収録されています。当時の検閲は何を見ていたんでしょうね(;^_^A

5番砲塔の後に応急処置で25ミリ3連装機銃を4基搭載してミッドウエイ海戦に出撃します。
しかし機動部隊の主力4空母が撃沈され、作戦は失敗に終わり、戦艦部隊も何も会敵しないまま撤退しました。

主力空母4隻の損失に大慌てになった海軍は、保有艦艇の空母化を多数検討します。開戦以来出番のなかった戦艦の中でも、空母に随伴して活躍している金剛型は対象外、大和型につぐ40㎝砲搭載の長門型も除外、低速で36㎝砲搭載の伊勢型、扶桑型が検討されました。なかでも伊勢型は日向が事故で五番砲塔を失っているので、この2隻が改造される事になりました。

しかし全通甲板の空母に改装するとなると上部構造物の撤去を含め、工事期間がかかりすぎてしまいます。そこで、艦後半部に航空施設を設け、発艦のみとし、収容は他の空母に任せる航空戦艦として改装される事になりました。この改装は18改装と呼ばれ建造中止になった大和型戦艦4番艦の資材を利用して昭和18年11月に改装工事が完了しました。

6基12門あった主砲は4基8門に、副砲は全門撤去されましたが、代わりに12.7㎝高角砲は4基8門から8基16門に倍増し機銃も3連装機銃を多数搭載、航空機も22機搭載できるようになりました。
伊勢と日向の搭載航空隊は第634航空隊の瑞雲と彗星を予定していましたが、訓練中に起きた台湾沖航空戦に航空隊は投入されてしまい、レイテ沖海戦には搭載機無しで出撃することになりました。

レイテ沖海戦では米機動部隊を北方へ誘い出し、栗田艦隊のレイテ突入を援護する囮部隊として小沢機動部隊の一員として参加しました。空母瑞鶴ら4空母も搭載する航空機は定数の半分以下でした。日向と伊勢は搭載機は無いものの、持ち前の強力な対空火器で空母を護衛することになります。10月25日、小沢部隊は米機動部隊の大規模な空襲を受けます。攻撃を受けながらハルゼーの米機動部隊に主力機動部隊と思い込ませ、北方へ誘い出すことに成功します。しかし猛攻撃により歴戦の空母瑞鶴をはじめ瑞鳳、千歳、千代田の4空母は撃沈されてしまいます。残った航空戦艦も仕留めようと日向と伊勢に攻撃は集中していきますが、両艦とも巧みな操艦により全弾回避、逆に多数の敵機を返り討ちにする戦果を挙げています。

レイテ沖海戦敗退後、シンガポールに進出していましたが、昭和20年に入るといよいよフィリピン全土も失陥目前で南方航路も途絶してしまいそうになります。そこで残存艦艇に詰めるだけ戦略物資を積み込み本土に帰還する北号作戦が行われます。
制海権、制空権の無い中、危険な作戦で成功は危ぶまれましたが2月10日、旗艦日向と伊勢、軽巡大淀、駆逐艦朝霜、霞、初霜の6隻で内地へ向け出港しました。

途中、合計26隻もの米潜のウルフパックやB24数十機の襲撃に見舞われましたが、スコールに逃げ込んだり、巧みな操艦で回避したり、時には主砲の射撃で撃退したりとし、2月20日、全艦無事に呉に到着できました。

しかし本土に帰りつけても、もはや動かせる燃料も無く、特殊警備艦に指定され呉軍港で浮き砲台となります。7月24日、米機動部隊の大空襲により多数の命中弾を受け大破着底し終戦を迎えました。



せっかく航空戦艦に改装されたものの、肝心の航空機を実戦で1機も敵に向けて発艦することが叶わなかった日向ですが、改装されて向上した防空力と搭載力で別のところで活躍できました。

以前に製作した日向は、もし航空戦艦に改装されずに、大戦末期に対空兵装を増強していたら・・という姿で製作しています。

フジミとハセガワのキットを2個イチとフジミ航空戦艦伊勢用のエッチングを用いています。

船体はハセガワの日向を用いています。艦橋や煙突の基部だけ部品を削り取り、フジミのパーツをそのまま移植しています。

艦橋と煙突周囲はフジミの航空戦艦そのままで組み立てています。



甲板と艦橋周りの木甲板がメーカーの表現の差がありますが、そこまで目立たないです。

副砲は片舷4門ずつに減らしています。7、8番高角砲は航空戦艦では一段低く穴が開いていますが、戦艦時代のキットだと開いていないのでハセガワのキットの3、4番高角砲座がブラスト除けもついているので使用しています。

ただでさえ3、4番主砲を背負い式に装備して、艦内容積が少なくて居住性の悪かったのが高角砲増設でさらに悪化してそうです(;^_^A



後部艦橋はハセガワのキットを使用し、後マストと機銃座はフジミのキットを使用しています。
後マストのクロスツリーはエッチングパーツです。

6基ある主砲のうち、4基はフジミの伊勢のを、残る2基は雰囲気を合わせるためジャンクにあったフジミの金剛の主砲を使用しています。

以前に製作していた、この日向、棚から出して、破損個所をリフォームしてみました。対空兵装を増強した戦艦状態の日向、なかなかカッコいいです。日本海軍の戦艦の基準だと高角砲も増設しても6基まで(金剛型や長門レイテ沖後)ですが、エンガノ岬沖海戦の勇戦を讃えて8基装備してみました。今度発売される戦艦時代の伊勢を、レイテの長門に準じた対空兵装で製作して並べてみたいです(^^)/ それに山城と扶桑を並べたら・・・ご飯3杯は食べられそうです(^^)

戦艦日向 1944年10月

基準排水量36500t 公試排水量41000t 速力25ノット
36㎝砲12門 14㎝砲8門 12.7㎝高角砲16門 25㎜機銃78挺





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2017年1月23日月曜日

フジミ 戦艦比叡 1944年時IF改装 製作

フジミの特シリーズの高速戦艦比叡です。



もうすぐ3月にスナップフィットの艦NEXTシリーズに比叡も発売されますね。
こちらの作例は5年前に特シリーズの戦艦比叡を製作したものです。
艦NEXT比叡の製作の参考にもどうぞ(^^)/




フジミの比叡は昭和15年の第二次改装後~最終時の昭和17年時の姿もモデル化しています。
比叡は他の金剛型戦艦が改装されていく中、軍縮条約により練習戦艦として保有されており、その分近代化改装工事は一番最後となりました。最後になった分、建造中の大和型戦艦のテストベッドとして、新式の主砲射撃用方位盤や大和型に似た前艦橋を備えており、金剛型4姉妹の中では一際、目立つ艦容になっていました。



比叡の特徴的な艦橋。大和型の新式の塔型艦橋と従来の日本戦艦のパゴダマストをミックスした、何ともかっこいい姿をしています。

この作例ではもし、昭和17年の第三次ソロモン海戦で比叡が沈まず、金剛、榛名と同じように対空兵装を増備していたら・・・というIF設定で製作しています。



比叡のキットと金剛昭和19年時のキットをニコイチにして製作いています。
武装配置は金剛の配置を参考にしています。

2番、3番主砲の上に機銃座を移植。探照灯も2基撤去して機銃と換装。
前艦橋と後部艦橋の下の甲板にプラ材で機銃座を増設。
後部艦橋の副砲用の方位盤も機銃座に変更。
煙突両脇のカッターを移設して12.7㎝高角砲を増設しています。



航空作業甲板周りも防弾版を設け、単装機銃を設置しています。
他にも後部艦橋下や2番砲両舷にも金剛を参考に単装機銃を設置しています。



副砲の砲郭も片舷7門を4門に減らして、3門分はプラ板で塞いでいます。



射撃指揮所に21号電探、艦橋上部両脇に22号電探、後マストに13号電探を装備しています。
他に、錨鎖は金属チェーンに、キット純正エッチングでマストや探照台などを交換しています。

開戦時の武装が
36㎝砲連装4基8門 15㎝副砲単装14門 12.7㎝高角砲連装4基8門 25㎜連装機銃10基20挺
13㎜4連装2基8挺 でした。

これをIF改装で昭和19年10月時点
36㎝砲連装4基8門 15㎝副砲単装8門 12.7㎝高角砲連装6基12門 25㎜3連装機銃16基48挺 25㎜連装機銃8基16挺 25㎜単装機銃20挺  25㎜機銃合計84挺 13㎜4連装2基8挺 
に強化しています。




比叡は改装により他の金剛型よりバルジが少し幅がありますが、特シリーズのキットでは甲板も幅広になっていて、金剛らと並べると、幅が大きくなってしまっているのが欠点でした。
艦NEXT版ではこの欠点も解消されていると思います。



久しぶりにこのキットを棚から出してきて、ウオッシングと墨入れをして、その他ちょこちょこと破損部分を手直しして、艶消しのトップコートで馴染ませてみました。

こうしてあらためて見ると、甲板の幅が若干広いのも単艦で見たらそこまで気にならないし(逆に堂々と見える!?)こちらの特シリーズの比叡もなかなかカッコいいです(^^)/

艦NEXTは比叡発売の後は他の3艦は出るんでしょうかね?できれば榛名のレイテ沖海戦時を出してほしいです(*'ω'*)



戦前は練習戦艦として4番砲塔や装甲を外していましたが、天皇陛下の御召艦として観艦式などに多く出ていましたので多くの国民に親しまれていました。

比叡は開戦時は霧島と共に南雲機動部隊の随伴艦として参加。真珠湾攻撃以降各地を転戦しました。インド洋では金剛、榛名と4隻で行動しました。この時の写真もすばらしい構図で残されています。ミッドウェー作戦では機動部隊から外れ、金剛と攻略部隊の支援にあたりました。

南雲機動部隊壊滅後、新編された第三艦隊に霧島とともに編入されました。
その後ガダルカナルを巡る戦いが起き、第二次ソロモン海戦、南太平洋海戦に参加しています。

金剛榛名のヘンダーソン飛行場砲撃に続き、比叡と霧島も出撃しましたが、米艦隊の待ち伏せに遭い、近代戦史上稀にみる夜間の混戦により、艦橋はじめ上部構造物が火だるまになり、米巡洋艦の砲撃により操舵不能になり機関は健在でしたが、ガダルカナル沖合で立ち往生してしまいました。夜が明けると米軍機の襲撃により次々と命中弾を受け機関室全滅の誤報もあり、ついに比叡は放棄され自沈処分され、日本戦艦初の損失艦となりました。

霧島も翌日の第三次ソロモン海戦第二夜戦で米戦艦と交戦し沈没し、日本海軍は貴重な高速戦艦をたった2日で2隻も失うことになりました。


       


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2017年1月17日火曜日

フジミ 戦艦山城 レイテ沖海戦時 製作

フジミの戦艦山城、レイテ沖海戦時です。



フジミからはこの最終時の昭和19年時に加え、開戦時の昭和16年時、戦間期の昭和13年時が発売されています。
他にアオシマからも発売されています。



組み立ては他の特シリーズと同様、細かな部品割りで製作にはなかなか時間がかかります。
特に細長い艦橋構造物を垂直に作ったり、木甲板の細かなマスキングがけっこう大変です。



しかし、完成するとその苦労も忘れるほどの良い仕上がりになってくれます。
扶桑のアンバランスな艦橋も良いけど山城のスマートな艦橋も良いですね。



煙突を挟んで配置された3、4番砲。この配置が扶桑型にとってのネックでした。
でも、模型的にはこの配置はなかなかかっこいいです。



後部艦橋の高角砲座も主砲の爆風の影響のため高めに配置されています。ドイツ軍のフラックタワーみたいで独特な形状です。



36㎝砲連装6基12門を配した艦容は迫力があります。



甲板上の機銃座はプラ材でブルワークと弾薬箱を再現しました。



上から見た配置です。甲板に単装機銃も多数、増設されています。
13ミリ連装機銃も甲板上に装備されていましたが、今回は再現していません。
なんかとりあえず余っていた対空火器を載せてみました感がありますので(;^_^A



スマートかつ重厚な山城の艦容。製作には時間がかかって、作っている最中は「戦艦はもう勘弁」と思いましたが、出来上がりは素敵です。

扶桑と伊勢と日向の4隻で戦隊を組ますのを目標に作ってみたいです(^^)/





戦艦山城は日本初の超弩級戦艦、扶桑型の2番艦として建造されました。しかし、国産戦艦初の3万トン、36センチ砲12門を盛り込んだ設計には無理があり、予定されていた3、4番艦の伊勢、日向は別設計となり後日竣工となりました。ワシントン条約により、本来は八八艦隊完成後は2線級の艦となるはずだった扶桑型も、条約による戦艦保有量により、第一線の艦として運用される事となりました。船体にまんべんなく配置された主砲により、射撃時の爆風、防御力、速力などに問題を抱え、艦隊にいるよりドックにいる方が長いといわれるほど、改装を重ねました。
しかし、改装をしたのが早かった分、他の戦艦が改装に入っている間は艦隊の主力として国防の一翼を担っていました。
開戦時は第一艦隊第二戦隊を伊勢、日向、扶桑とともに編成、来るべく米戦艦部隊との決戦に備えました。しかし、ハワイ作戦による米太平洋艦隊の壊滅、航空機による戦いが主力になり、第一艦隊は出撃の出番がなく、停泊している柱島泊地を揶揄して「柱島艦隊」と呼ばれていました。
ようやく出撃したミッドウェー作戦でも、機動部隊壊滅により作戦中止、会敵せずに帰投しました。
その後は内地にて砲術学校の練習艦として使用されました。扶桑が陸奥の爆沈事故の後、陸奥の代艦として長門とともに南方へ進出するなか、山城は内地で待機しています。唯一、ニューギニア方面へ兵力を増強する輸送作戦として甲支隊T3号輸送部隊に伊勢とともに参加しています。
マリアナ沖海戦敗北後、いよいよ悪化する戦局のなか、とうとう山城にも出撃の機会が来ました。

米軍のフィリピン、レイテへの進攻を迎え撃つ捷一号作戦です。
山城は扶桑とともに第二戦隊を再編成し、西村中将が座上、第二艦隊第三遊撃部隊として、レイテ湾へ突入する栗田艦隊とは別動隊としてスリガオ海峡へ突入しました。
進撃中、心配された空襲は1度のみ、損害も軽微でしたが、空襲により損害を受けた栗田艦隊のレイテ突入は遅れることになり、西村艦隊のみが単独で突入することとなりました。
スリガオ海峡にて待ち伏せしていた敵魚雷艇部隊は難なく撃退し、突入への陣形を変更中に敵駆逐艦部隊の雷撃を受け、扶桑、駆逐艦満潮、山雲、朝雲が被雷し沈没や落伍し、山城自身も魚雷2本を受けましたが、残る最上、時雨とともに突撃、待ちかまえていた米戦艦部隊との砲撃戦の末、山城も爆沈、壮絶な最期を遂げました。



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2016年10月20日木曜日

フジミ 艦NEXT 戦艦武蔵 レイテ沖海戦直前製作

フジミ 艦NEXT 日本海軍戦艦武蔵を製作しました。




フジミの艦NEXTシリーズは接着剤を使わないスナップフィットながら、精密な部品と色分けで簡単に製作する事ができ、今まで艦船模型といえば、難しいといったイメージを覆したシリーズです。

とは言っても、やはり部品も細かい物が多く、ガンプラみたいにパチリッと組みあがらず、多少のすり合わせや接着剤の併用も必要です。

この武蔵も、大和最終時に続いて製品化され、再現度、組みやすさの総合ではトップクラスの出来です。
このシリーズは、大和、武蔵、51㎝砲装備の計画艦紀伊、1/350の駆逐艦島風、ハイスクールフリートの晴風、空母赤城が発売されています。年末には駆逐艦雪風、磯風の発売が予定されています。パーツ流用で夕雲型も出してもらえたら嬉しいです(^^)



武蔵はレイテ沖海戦時は、甲板を黒く塗り、船体は明るい灰色で塗装され、「まるで被害担当艦」のような目立つ塗装に塗られました。
キットでも、この塗装の整形色が入っております。

今回は、普通の木甲板、レイテ沖海戦直前の武蔵を作ってみました。



木甲板色と軍艦色2で塗装して、エナメルでウオッシングしてみました。
キットの印象とだいぶ違って見えます。
キットはフルハル仕様で、艦底板がついていないのがちょっと残念です。
0.5ミリと0.3ミリのプラ板を重ねて接着しました。



マストはキットではけっこう太かったので、0.5ミリ径と0.4ミリ径のプラ棒で組んでいます。



武蔵は改装工事が間に合わずに出撃したので、高角砲の増備が無く、設置予定の台座には25ミリ3連装機銃が装備されています。他の増設機銃もシールドが間に合わなかったようで、むき出しの銃座になっています。レイテ沖海戦では多くの機銃員さん達が主砲発射の爆風で飛ばされてしまったようです。増設機銃座には土嚢のパーツもついています。
煙突横には試験的に装備された?噴進砲も選択式でパーツに入っております。



航空作業甲板のリノリウム通行帯はシールも付属していますが、リノリウム色で塗装しました。
WL装備セットから零式三座水偵と零式水上観測機を2機ずつ搭載しています。
射出機とクレーンはフジミの特シリーズ「大和終焉時」用のエッチングを使用しました。増設銃座が沢山入っているので、他艦の改造にも使えそうですので。



大きな船体に比べてコンパクトな艦橋。モールドもいい感じで、墨入れをするとぐっと引き締まります。



機銃が大幅に増設されたと言っても、大和の天一号作戦時に比べるとまだまだ機銃座も少ないです。



軍艦は斜め後ろからがカッコいいです。大和型は幅が広いから重厚感があります。



素組だけでも部品が多いから製作時間はかかりますが、基本塗装と墨入れだけでもかっこいい武蔵が再現できます(^^)v



早くバリエーションキットで大和レイテ沖海戦時も出てほしいです。
やっぱり大和と武蔵を並べて飾ってみたいですね(^^)


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