ファインモールドの1式中戦車が完成しました。
ファインモールドの1式中戦車は同社の日本軍車両の中でも初期のころにリリースされたので、隙間やモールドが若干甘いなどがありますが、組み立ては容易で1式中戦車の勇姿が再現できます。当初はゴム製ベルトの履帯でしたが、プラ製の連結式履帯にリニューアルされています。2025年5月30日金曜日
1式中戦車の製作 ファインモールド 1/35
2025年5月21日水曜日
サイパン戦車戦 昭和19年10月 四式中戦車咆哮ス
ようやく日本軍戦車のジオラマが完成しました。
初めて作る戦車ジオラマで、試行錯誤しながら何とか完成です。
「サイパン戦車戦 昭和19年10月」
昭和19年10月15日夕刻、早朝より上陸を開始した米軍の橋頭保へ向け歩兵部隊と共にヒナシスの丘陵地よりオレアイへ、逆落としに突撃を敢行する戦車部隊、といったテーマで製作しています。
サイパン戦で10月?と思われるでしょうが、史実のサイパン戦は6月15日に米軍の上陸が始まっていますが、米軍も当初は1944年10月にマリアナ諸島の攻略を計画していました。しかし、ギルバート、クエゼリン、エニウェトクの攻防戦、トラック島への航空攻撃、その後のマリアナ、パラオへの航空攻撃などで日本軍の抵抗が予想以上に弱く、作戦計画は6月に前倒しになりました。
日本側も米軍のサイパンへの侵攻は10月と予想し防備が遅れていました。守備隊主力の第43師団が到着したのが米軍上陸直前の5月20日でした。住民の歓呼の声の中市街地を行進していた師団が、そこから僅か1ヶ月半で玉砕の運命をたどっています。
今回のテーマは、「もしサイパンの防備が強固に準備され、米軍上陸部隊撃滅へと突撃する戦車部隊と歩兵部隊」です。
今回の主役は4式中戦車です。
史実の4式中戦車は終戦まで試作車両2両の完成にとどまった戦車です。
陸軍の戦車開発生産は航空機や船舶の生産が優先され、常に後回しになっていました。
もし、「昭和19年中に4式中戦車や3式中戦車が完成していたら・・」の設定で製作しています。
四式中戦車咆哮ス サイパン戦車戦
→戦車ジオラマ製作その① 土台作り
→戦車ジオラマ製作その② テクスチャーペイントで地面作り
→戦車ジオラマ製作その③ テクスチャーペイントで草地作り
→戦車ジオラマ製作その④ 紙でバナナの木を作る
→戦車ジオラマ製作その⑤ 銅線で木を作る
→戦車ジオラマ製作その⑥ 草地の色を変更
→戦車ジオラマ製作その⑧ 和巧の紙創りで草を植える
→4式中戦車試作型を3色迷彩で製作
→模型記事一覧
2025年3月5日水曜日
くろがね四起には日本軍将校は乗せれませんでした
製作中のファインモールドの95式小型乗用車「くろがね四起」にタミヤの日本軍将校セットの将校さんを乗せようと思いましたが、
・・・全然座れません!
くろがね四起の座席ってめちゃくちゃ狭いんですね。
将校さんもガニ股座りなのもありますが。
米軍に鹵獲された写真では米兵さんが狭そうに乗っていましたが、今の軽自動車よりももっと狭いんですね。
そんな訳で将校さんを何とか乗せられるように改造してみました。
隊長さんは下半身の真ん中を切って足を内側にするようにし、それでも足場の都合上まっすぐ座るのは無理っぽいので足をあげた状態で座れるよう状態をやや猫背にしています。
副官さんも足を切断して膝をそろえるように加工し、それでも足が入らないので足首はカットしました。座ったら見えないところですし、昔のタミヤの戦車兵みたいに省略です。
これでなんとか二人とも座れるめどが立ちました。
2024年12月13日金曜日
1/35 日本陸軍補給基地を製作 その③ 95式くろがね四起
日本陸軍の補給基地製作その③です。
今回は補給基地のジオラマベースに置くためにファインモールドのくろがね四起(95式小型乗用車)を製作しています。
くろがね四起は1/35ではファインモールドの他にピットロード、1/48ではタミヤとハセガワからも発売されています。
製作はまず、シャーシやエンジンから取り付けていきます。エンジンや排気管なども先に取り付けておかないといけないため、シャーシを塗装後、別に塗ったエンジンなどを取り付けます。
車体色は説明書ではクレオスの陸軍カーキが指定されていますが、好みでタミヤラッカーのカーキで塗装しております。
その後、残りの部品をカーキで塗装しました。
ドア内側や座席などはレッドブラウンで塗ってマスキングしております。
輜重車セットの弾薬箱の蓋や荷物などもついでに塗装しています。
窓ガラスも組み立ててマスキングしております。
座席などやフェンダーなども組み立てていきます。
ボディも取り付けていきます。
流し込み接着剤のおかげでどんどん形になっていきます。
フロントまでできました。これでだいぶ車らしくなってきました。
今回はここまで。続きます。
2024年12月6日金曜日
1/35 日本陸軍補給基地を製作 その② 97式沸水車
日本陸軍の補給基地製作その②です。
今回はファインモールド野戦炊事セットに入っている97式沸水車を製作してみました。
この車両は、戦地で安全な飲み水を確保するため煮沸消毒するためのものです。
特に満州など寒冷地では暖かい水を提供でき、重宝されたようです。
荷台にボイラーと煙突、水のタンクを備えております。
製作自体は簡単にすぐ形にできました。
車体の塗装はクレオスの陸軍カーキです。
デカールとつや消しのコートはまた他が完成したら行います。
煙突や車両止めなどは運搬中と使用中のどちらかが選べます。
火をくべるところは開閉選択式です。
車輪は黒鉄色で塗装し、1.5㎜の細切りマスキングテープを貼って車体色を塗りましたが、0.1㎜程幅が足りなかったです。
同社の39式輜重車と似ているなと思ったら、荷台はほほ共通のようです。
少しの改造でお馬さんに牽かせる事もできそうですね。
つづく
2024年11月28日木曜日
1/35 日本陸軍補給基地を製作 その①
ちょっと前に発売されていたファインモールドのキットが気になったので購入してみました。
日本陸軍の和製フィールドキッチン、野戦炊事セットと九七式沸水車。
2017年5月2日火曜日
四式中戦車 試作型を三色迷彩で製作。

ファインモールドの4式中戦車のキットは鋳造砲塔のこの試作型と従来型の溶接型砲塔の量産型の二種類が出ています。
昔からの刷り込みで四式戦車といえばこの鋳造砲塔の方がしっくりきますので、こちらの試作型のキットを製作しました。
昔「逆転太平洋戦争」という仮想戦記の漫画を子供の頃に読んで、弱いイメージのあった日本戦車が米軍相手に奮闘するのを見て、この4式中戦車がとても印象に残りました。
ちょっと前に「帝国陸軍激闘録」というコミックに、このエピソードも再集録されているのを古本で見つけました。
史実では97式中戦車改などを装備した戦車第二師団はフィリピン、ルソン島で米軍のM4シャーマン戦車などと刺し違え覚悟の死闘を繰り広げられました。
漫画ではこの戦車第二師団に4式中戦車や3式中戦車が配備されレイテに上陸した米軍を迎え撃つという話です。
久しぶりにこの話を読んで、この4式中戦車を作ってみました(^^)/

初めての試みの鋳造砲塔は実用化は難しかったようで、戦後、61式戦車でようやく実現できたようです。量産型は従来と同じ溶接構造の砲塔で生産される予定だったようです。
同じ砲塔を3式中戦車にも長砲身型として搭載する計画があったようです。

長砲身が迫力ありますね(^^)/
試作型はカーキ1色のイメージが強いですが、今回は三色迷彩で作ってみました。
塗装図はホビーサーチの量産型の説明書を参考にさせてもらいました。

迷彩も新鮮で強そう。
後ろのマフラーカバーなどはエッチングパーツが入っています。
マフラーの形状も量産型とは違いがあります。ここも試作方の方が好みです。
キットの箱絵は量産型の方がかっちょ良いです(^^)

右から4式中戦車、チハタン、95式軽戦車

比べてみると大きさは全然違いますね。こんだけ大きいと海上輸送が大変そうです。
→タミヤ 97式中戦車 チハ 製作
→ドラゴン 1/35 日本陸軍 九五式軽戦車ハ号 後期型 製作
→タミヤ M41軽戦車 陸上自衛隊仕様 製作
→タミヤ 陸上自衛隊74式戦車の製作
→ピットロード 陸上自衛隊 89式装甲戦闘車 製作
→アオシマ 陸軍舟艇母船 あきつ丸の製作
→フジミ 重巡洋艦 摩耶 昭和19年時の製作
→艦船模型・戦車模型の記事一覧表
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